りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
すごく観たい
ザボーガー。

みりゃいいじゃんって話ですけど(笑)

私の世代は、本当にザボーガー好きだった世代多いと思うんですよ。
自転車でザボーガー乗りとかしたし。
(危険なのでまねしないように)
安くてどうしようもないし、サボーガー自身が、過酷な撮影でよれよれぼろぼろになっていたのは観てたけど
ガキにとってそんなことはどうでもいいんだよな
いかにも玩具なギミックとか、無駄に熱い掛け声とか
きっと今これをみていたら


くそつまんねぇ特撮とかつくんな


とか、即座に言い放ってた気がしますが。
先日、マクロスのことも書きましたが
加齢とともに失った何か、てのは大きい気がするんですよね。
子供は確かに、大人には見えないなにかをみてるんですよ
先入観、固定観念に引きずられないから、直感的になにかを感じてるし
どうもそういう直観力ってのが、くだらない理屈でどんどん剥げ落ちていっているような気がして

肉体が老いることにはたいした感慨もないのですけど
感受性が老いるのはつらいなあ。

実は、映像作品を鑑賞する上で、メディアの進化というのはかなり大きいと思うんですよ
何を当たり前のことを、といわれそうですが。
私自身、宇宙戦艦ヤマトをリアルに体験し、その後のブームやなんかもつぶさに見てきている世代ですが
(とはいえ、ひねくれ者だった私はヤマトのブーム来たときはなかばヤマトにあきてたり、ガンダムのときはイデオンかなにかにはまっていたような気がしますが(笑))
その中で一番大きく喪失したのが、集中力

私がガキのころは、ビデオなんかなかったですから(厳密に言うと大変高価で、一般人は手の出ないものだった)
たとえばガンダムみるぞ、とかなると、急いでうちに帰って、画面にかじりついていなければならなかった
その20分ちょっとの間の映像情報というのを、必死に頭に刻もうとしていたし
それだけに「好きな作品」というのは、今「好き」という程度の作品とは、言葉の重さがまったく違う

中坊くらいになると、やっとビデオが普及しだし、録画とかもできるようにはなりましたが、メディアそのものが高いから、1本のテープを使いまくる
(そして巻き込む)
いままで見ることができなかった時間帯の作品に触れることができるようになったという、視野の広がる道具になったのですが
その後やってくるレンタルビデオブーム、それによって、大量に視聴可能になっていった作品はどうしても「流して」しまうし、一度見てしまうと、もう何もかも「観た」ような気になって、二度は見直さない
録画メディアも安くなると、見てもいないのに録画することで安心してしまい、詰みゲー状態でただコレクトするだけの存在になってしまう

自分である程度金を使うことができるようになった学生時代には、ぽんぽん劇場に足を運べたけれども、サラリーマンになったらそうもいかない。そうなると、金は安価になったdvdへと流れていくようになる。
(その間に、大変高価なldとかありましたが(笑))
もう、こうなってしまうと、作品にはまったく集中しなくなる。
つまんないシーンは容赦なく飛ばすし、スタッフロールなんかは平気でスキップする。
AVじゃないんだからと突っ込んでる場合ですか、てな調子で、「ながら」で観るようになるんですよね。
メディアの進化によって、たとえば、カルトな映像が手軽に見られるようになった、なんてよい面もあるんですけれども
1本の作品に対する集中力が失われている気がする
手軽に批判「だけ」できてしまうのは、このあたりにも原因があるのじゃないかと
特にアニメは流してみちゃうからなあ。本数多いから。
それに、アニメの作り声ってものすごくうるさいし、続けてみるのってかなり辛いんですよね。
どうもそういう理由で、いろいろ損をしている気がする。

まあ、そうでなくても「これはだめだろう」と思う、売れてるアニメというのはありますが(笑)

ゴシックのことじゃないですよ?
ゴシックは売れてないし。
とどめさしてどうすんねん(笑)

だからって
「ハヌマーンと5人の仮面ライダー」とか観てちゃだめだとはおもうんですが。

hn01.jpg
セラッ セラッ セラーッ(尻上がり)

hn02.jpg
エッ エッ エッスゥー(急に裏声)

この歌病み付きになる。

ゴッドのこぇぇ怪人たちがすげぇ可愛く見えるところとか
怪人の群れの中に普通にバイクで突っ込んでいってそれあぶねぇだろ! みたいなとことか
宗教観全開で

hn03.jpg
地獄の絵がまじもんで怖かったりとか

やっぱり仏像にいたずらしちゃったりとか
歌も怪人もXなのになぜかV3主役だったりとか

そのV3が「ブイサン」とそこらのオッサンみたいに呼ばれていたりとか
(なんで3だけ日本語?)

キングダークは女性の血が大好物とか、なんかピシャーチャみたいになってるし(笑)
(はじめてみたときは「血まみれ農夫の侵略」かと思った)


疲れているときに観るとスカッとするんですよ


ああ、創作ってこれでいいんだ、みたいな
※よくない

でも、このくらい価値観とか固定観念をぶち壊した先には、きっとイベント・ホライゾンがあるんですよ
きっとサム・ニールもこれ観たんじゃないかな
こういうシリーズって、一度、何も知らない外国人に作らせた後に、輸入してローカライズしたほうが、ひょっとしていいもんになる可能性があるのじゃないかと
そんなことをおもうのです。

ほら。
Jホラーとかハリウッドに作らせたらみんなぐだぐだになったやん。
ってそれじゃあかんがな。
そもそも、因果応報の概念のないアメリカ人に、幽霊とか無理だろ。

まあでも、妙なものが出来上がる面白さとかはありますよね。
「ゴーストin京都」でもみて寝ます。
コメント
この記事へのコメント
へりきゃっつ!
おう、これは反応しない訳にはいきませんなあ。
ザボーガーはいいですよ。もちろん。
ザボーガーやダイアモンドアイとかの魅力って子供が感じる面白さっていうか、出来の良さとは別次元の感情のフックみたいなもんだと思うんですよね。肌触りといいましょうか。
ぶよぶよザボーガーは、懐かしさで補正されてかっこいいのではなく、あのぶよぶよが子どもの感覚にぴしっと来てかっこいいんだと思うんですよね。
今回の新作はそこらのぶよぶよさ加減を、わざわざCGで再現してるのでおすすめです。
しかし、まあDVDで見返した時に、ザボーガー基地が山にベニヤ板を置いただけだったのは、なんぼなんでもこらアカンと思いましが。

現代が映像ソースが豊富すぎて、求める傑作を失ってしまったのは同感です。
こうなると、何が観たくなるというと、ドラマ的に優れていたノンマルトやら京都買いますよりも、ぶよぶよしたものですなあ。
だから、小生は年に数回ウルトラファイトと、千葉真一の黄金バットを繰り返し見ます。
もう、実にいいです。なにがいいんだか説明は不可能ですが。
2011/11/01(火) 20:39:11 | URL | Debu@Jun #-[ 編集]
そうそうそうそう
まあ、「かっこいいか?」といわれたらかっこ悪いんですけどね、ザボーガー(笑)

でも、子供が考えるようなギミック
(悪い意味ではなく、=子供のほしがる、という意味で)

絶対に自分を裏切らない、強い武器
(友達じゃないよなぁ、友達に「あいつ殴ってこい」とはいわないよなあ(笑)

そしてひみつきち感
(今の子供は穴にもぐりこんで基地とか作らないのかもしれませんが)

そういう、子供がいい、とおもうものをビシッ、と押さえてるから、あれだけ長く続いたんだと思います。
特撮オタは脚本脚本言う人多いですけど、ぶっちゃけ私はそんなもんは二次的な価値だと思うので。
大人になって「これをいいという事に対しての付加価値として、言い訳に使ってるだけなんじゃないかなぁと。
でなきゃ、タロウが売れて、レオがこけた理由がわからん。
どっちも好きですけど(笑)

脚本がいいにこしたことないですが、そういうものと、ザボーガー感あふれる作品とは、価値の質が違いますよね。
感性とか理性に訴えてくるものと、感情とか本能に訴えてくるものを、いっしょくたに評価したらあかんとおもうのです。
「それ事務所の中でロケしたんやろ」というようなバロム・1でも、ドルゲの気色悪さは光ってます。
採石場しか映らないレインボーマンも、「よくわかんねえけどなんかヤマトタケシはすげえ! インドすげえ!」てのはありますし。日本人に、インド=なんかすげえ、という印象操作を施した点で、もっと評価されてもいいと思うのです。
子供が熱狂するような「すげえ」感のないところに、特撮の未来はないですよ。いや、うれればいいならぱんつみせとけばいいとおもいますが(笑)

永井豪はこれが「すげえ、すげぇエロい!」
だと個人的には思うのです。
如月ハニーの良さがわからんやつは死ぬといいよ。
2011/11/03(木) 11:55:24 | URL | りせっとさん(仮) #-[ 編集]
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