りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
ねばーせい
いやぁまったくそのとおりですな(2011/10/10)

なにしろわたくし、007にはうるさいのですよ
リマスターのLDを購入したくらいですし(DVDではない)
最初に買ったのが「黄金銃を持つ男」と「007は二度死ぬ」なのは

なんか違うだろ

と当時突っ込まれましたが
タイガー田中に謝れ

「二度死ぬ」は以前も書きましたが、ルイス・ギルバート監督作品
この監督
いつも内容はへっぽこの極みなんですが
とにかく全世界を股にかけた大掛かりなシナリオ
無駄に国際色豊かなキャスト
ラストの大げさなスペクタクルと
007を撮るために生まれたような監督
とんでもなく巨大なセットに大量のエキストラを投入するこの手法って
某アニメーションのようなはったりが利いていて、ひじょーに心地よいんですよ
やっぱアクション映画はこうでないとな
これ以前のボンドというのは、女としっぽりやってるうちに敵に捕まってしまい
なんとなくうろうろしているうちにアクシデントが起こってなんとなく事件解決
みたいな展開が多いのですが
ルイス映画は組織戦を描くため、その点でも画期的
(「ゴールドフィンガー」がかろうじて近いテイスト)
ボンド以外の戦闘員が大暴れというか

ぶっちゃけボンドいらねんじゃね

って感じはありますが
ラスボスを追っかけるために、脇がしんがりを勤めて「いけ」みたいな
ジャンプ漫画みたいに大味な展開とか
そういう「ボンド映画の黄金率」を獲得していった作品として、もっと評価されてもいいとおもうんですよ
内容はへっぽこだけど

ドナルド・プリーゼンス(今はプレザンス)がブロフェルドだからいいんだよ

というか、これを機に調べてみたところ
ルイスまだ生きてるんですな
いや、変な意味でなく、なにしろ子供のころの映画だからなあ、とっくに故人かと勝手に思ってましたよ
あと一本くらい、なんか勘違いした映画を撮ってほしいものです。

ん?
あんたがいつも押してる「ネバーセイネバーアゲイン」にはおねーちゃんの裸でてこんやんって?
細かいことは気にスンナ
エドワード・フォックスがMってだけで無問題
というわけで「ドクター・コネリー キッドブラザー作戦」を観るので福島は次回ということで。


お・けぇいー こーねりぃー

マネーペニーもこっちでは大活躍ですよ。

ok03.jpg
ショーン・コネリーの弟

ok02.jpg
イオンプロから文句言われそうな一人アドルフォ・チェリ

ok01.jpg
着想は面白いけど、正直屋内で弓というのはどういうものか

ルイス・ギルバート的展開が盛りだくさんです。


そうそう、放射能関係でちょっと書こうと思っていたことが。
甲状腺機能低下が話題になってますが
甲状腺に異常をきたして巨大化する、というお話
あれ、基本的にフィクションの中の話ですから

まあ、甲状腺に限らず「放射能によって生物が巨大化する」というあれ
あれはそもそも、冷戦下の「核の脅威」という時代背景が前提としてあり
その脅威を目に見える形、つまり、モンスターに仮託して語る、という手法が流行した結果

放射能によって巨大化した生物が暴れる

というフォーマットが出来上がり
(「ゴジラ」もその申し子といえる)
とりあえず「放射能浴びたら巨大化しとけ」という
理屈はよくわからないが定番の論理で巨大化する作品が横行したことにより
「放射能を浴びたら生き物が巨大化する」という大前提が、定着してしまったためなんですよ
Youtubeなんかでも話題になりましたが
巨大化した○○というのは、まず間違いなく捏造です
とある専門家の説明にひどく納得したので引用しておきますと
「だって広島、長崎で人間が巨大化した話というのは聞かないでしょ?」
細胞レベルでの破壊が起これば、そういう現象が起きる可能性は0ではないかもしれませんが
その可能性というのはあえて言うなら
ナチが円盤を作っていた可能性よりも低い
その程度の確立です。

放射能によって巨大化した生き物が暴れる作品としては、モンスター映画の傑作「放射能X(蟻が巨大化する映画)」などがありますが
巨大化するのはたいてい、蟻とか蜘蛛、トカゲといった生き物で、人間が巨大化したのは「戦慄! プルトニウム人間」くらい
巨大化もののなかで、人間が巨大化する要因として放射能が積極的に取り入れられているのはこの作品くらいのもの
逆に言うと
巨大化の要因として放射能を取り入れることは、Z級モンスター映画くらいにしか適用できない、荒唐無稽な話ってことなんですよ
(人間だと笑ってしまうけど、蟻なら許せるかな、といったレベルのお話ですが)
チェルノブイリの後にも巨大化した○○の写真が散々流布しましたが、現物が確認されたものはありません
(奇形の犬なんかはチェルノブイリ博物館に展示されてます。興味のある方は検索かけるとヒットしますが、免疫のない人は見ないほうがよいかと思います)
巨大な○○を見た、というような表現を目にしたら

私はグレイ型宇宙人とコンタクトしている

というレベルのことをいっていると考えて差し支えないです。
絶対にありえない、などとはいいませんが
可能性はネッシーの存在よりも低い、のではないかとおもいます。
私も専門家ではないので断言はしませんが。
あれは映画の表現を鵜呑みにした馬鹿のやっていることか
映画の表現を鵜呑みにしている馬鹿をからかう確信犯ですよ
センセーショナルさにだまされちゃいけません。
それこそ「世界で唯一核兵器の恐怖を知っている国民」のとるべき態度です。
広島、長崎を思い出して、冷静に突っ込みいれましょう。
なんかえらそうに大口たたく人に限って、映画のうそを鵜呑みにしてたりするよなあ。
映画はあくまでも娯楽なんで、ン十分の中で説得力をもたせる便法、てやつが必要なんですよ。
放射能
宇宙線
ウイルス
新薬
これすべてそう
「それに仮託された真のテーマ、恐怖とはなにか」を理解することが、映画なり、作品を理解することです
たいていは、直接の恐怖を描いてるわけじゃないです。
直喩で社会派になれるなら

バート・I・ゴードンはもっと評価されとるわ

恐怖が先行して、攻撃対象を探したり
恐怖が先行して、理屈に合わないものを受け入れるのはよしましょう。
巨大生物なんてのは、所詮映画の中だけの話です。
フィクションを馬鹿にするくせに、放射能って単語が絡むと顔真っ赤にして力説し始めるのは、おかしいとおもうんですけどね。
「子供だまし」だっていわれてるやん。ああいう映画は。
そのとおりに受け取ればいいんですよ。
都合よく例外つくるのよくない。
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