りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
火事
AEさんとこが火事だそうで
対応が遅い? まさか太○じゃあるまいなー(笑)

掲示板をみていたところ、またおもしろいネタをはってらっしゃる方がいらして(笑)
ピラミッドなあ。そもそもピリ・レイスが出てきてるあたりで「おや」と思わなきゃならんところですが
信じている方には大変申し訳ないのですが
「たまたまそう見えるから」
「たまたまそう聞こえるから」
「ちょっと珍しいから」
「よく似てるから」
では、どうにもならんのですよ考古学は。
私もどっちかいうと、そういうのを信じたいほうなので、超古代文明みたいなもんがあったら、そりゃあうれしいのですけどねえ。

初期の巨大建造物が四角錘なのは、ちゃんと理由のあることだし
(地球には重力ありますからね)
なによりこういう人たちって「似てるところ」は探すけれども
「似ていないところ」は無視するんですよ。
そもそも「似ている」のも、ぱっと見の印象が似ているから似ているとする、という訳で

そんなんだったらガンダムとガンガルだって似ておるわ

建物の場合、基礎を見れば、そこに文化が見えるんですよ
一体どういう技術を持っていて、どれだけの規模の労働力があって、とか
そういう、もっと根底部分で「なるほど」と唸らせてくれるようなものがないものかとおもうのです。
よくよく調べてみると、「結果として似てしまったもの」も、その文明、その土地に根ざした技術や文化から発展したもので
(たとえば書物。初期の書物は巻物になっていることが多いですよね。似ていて不思議ですよね。当たり前の話で、携帯に便利だからです(笑) 中国ではそれを竹に書き込んだために、現在の単行本だと、車数台の膨大な量になりましたが、地図のような貴重なものは、絹に書かれていましたし、ヨーロッパではそれを羊皮に、エジプトなら有名なパピルスに、そうした、動植物を利用できなかった地域では、木や石、粘土板にかかれましたが、それらの形態も、わざわざ三角にしたり、星型にしたものはあまりみません。それは、人間の利便性から形態が決定付けられていったからで、だからこそ、ピリ・レイスの地図はおかしくね? あれは南極じゃね? という疑問をもたれたわけです。しかし、そうして決定付けられたものであっても、当時の経済や技術によって、貴重であれば、合理性をゆがめなければならない場合も出てきたでしょう。こうした作為的な変更が、この地図にだけしか見られないものならば、その説明は「おかしい」となるのですが、そもそも、ピリ・レイスの地図の左下が斜めに切れているのはおかしくね? それに沿って地図が書き込まれているのはおかしくね? というようなことに気がついてしまうと、ああ、羊皮紙だったからここから先はもともとなかったんだな、とわりとつまらないオチにがっかりするのです)
なにより「現代の技術では無理」というものは、実のところハッタリでしかなく、それを合理的に説明したものに対する反論、というのも、このあたりには大きな木が生えてないから無理、であるとか(現在の現地の様子から言っているだけで、建築当時の地質学的なデータは無視している)、そもそも、逆説的にいえば、そうした反論に出てくる諸条件(労働力や資源といった、物理的な要因)が満たされれば、別にロストテクノロジーがなくても作ることは可能と、自ら墓穴を掘っているわけで

言い訳がせこいんだよなあいつも

だからいつも、最後にがっくりしてしまうのです。
あまりにもトンチキな、ジェームズ・チャーチワードくらいの飛躍があると、いっそフィクションとしてすがすがしいほどに面白いのですけど、なんかせこいんだよなあ。
「ありえない」「考えられない」というのは、思考停止を意味しているわけで、そう言い訳することで、本来そこから始まるはずの調査、分析、研究を投げておいて、未知の存在のせいにするっていうのは、あれだ

幽霊の存在を否定することができないから幽霊はいる

という、屁理屈と同じですよね。
だからどうしても、現実の考古学調査に比べると、途中でドキドキ感がなくなっちゃうんだよなあ。

なによりあれだ。
インカ、アステカをはじめとする、中南米の文明は「突如」「高度な文明が」出現したってことで、宇宙人がやってきて作った、なんてことになっていたりするんですが
実は、もう数年前に、先史文明が発掘されてるんですよね。
しかも日本人の手で。

天野博物館公式 シクラス遺跡

じゃあ、この無土器時代の先史文明の存在はどうなっちゃうの? という話になってしまう。
いやあ、これ発見されたときは一人で興奮して、興奮しすぎて鼻血吹いた(マジ)くらいのものでして
なあんだ、やっぱり基礎となる文明はあったんじゃんと、南米好きの私としては、ほっと胸をなでおろしたのですが
なんか、いまだに扱いが小さいことが納得いかないのですが

4大文明と同時期の古代文明ですよ

安易に宇宙人の仕業にしたり
超テクノロジーのせいにしたりするより
そこに定住し、生活していた人たちが
自然環境と向き合ってさまざまに知恵を絞り
技術を生み出し、社会を作り上げ、文化、宗教を確立していった

そのことのほうがおもしろくね?

よほどスリリングなことだとおもうのですが。
シド・マイヤーならきっと同意してくれるに違いない
※シヴィライゼーションシリーズをつくったオッサン。
Civ5では、ポリネシアもでてくるとか。でも、食人はしないらしい。残念。食料資源として他文明の労働者を確保とか、あればいいのに。

ちなみに、4大文明には
黄河、長江
インダス
チグリス、ユーフラテス
ナイル
という大河があり、そのことも「南米には先史文明はない」という定説を補強していたんですが
南米にはセノーテとよばれる泉がありまして
スキューバ好きな人は、最高のポイントの一つとして耳にしたことがあると思うんですが
あれは単なる泉ではなく、実は地下水脈となって大河をなしていまして、やはり文明発生の要因は、満たしているんですよ
しかも、このセノーテができた原因というのが、恐竜絶滅の原因のひとつとされる、隕石落下に伴う地殻変動(ユカタンに落ちたらしい)というのだから、またスケールがでかい

こういう、さまざまな要因というのを丁寧に積み上げていく作業のほうが、よっぽど面白いと思うんだがなあ。
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