りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
でか足
なにかこう
書きたいことは山ほどあるのに
暇がない もしくは乗り気でない
以前はそんな言い訳をせず、がしがし書いていたのにあかんなあ。

で、しばらく映画ネタたばかりやっていたので、趣向を変えようと
残念なアルバム
として名高いScorpionsのSavage Amusementを聴く
私もの買うときには、基本的に先入観を持ちたくないため、事前情報は仕入れないのですが
どうもこのアルバム買うたときは、事前に情報を仕入れていたのか、手元にあるのは輸入版
ま、スコピーに熱狂的にはまっていたときは高校生だったので、単に金がなかっただけなのかもしれませんが

ドイツ版はねえよ

そんなわけでさっぱり読めないんで、安っぽいCDの外観もあり、あまり熱心に聴いていなかったのですが


相変わらずジャケットはエロい

なにこの疾走感
こんな名曲なんでもっと聞き込まなかったのか
クラウスもめっちゃ気持ちよさげに歌ってるのに(笑)

世間的な評価はどんなもんかと気になって調べたところ
結構評価している人が多い
あかんなあ 最近こういう先入観とかで損をしている

ま、信者的には「ロート在籍時代きいとけばいいよね」みたいにいいきっちゃえば、なんか通っぽくてカッコイイんですが
別に通でもマニアでもないしな
4000枚くらい積みあがった洋楽CDをひっかきまわして、新しい価値を発見するのもいいかもしらん、とか思いました。

で。
実はここ一月ほど童話を読みまくっていたのですが
なんでかってそりゃ

カニバルの宝庫だからですよ

そんな中でもヘンゼルとグレーテルを読み、いろいろと身につまされるのですが
この物語、ありていに言うと「女の子が女に成長していく物語」になっているのですが
開幕直後はかっちょいいんですよ、ヘンゼル。頭もいいし行動力もある。
それが後半はグレーテルにすべて見せ場を奪われ、ただいるだけのへっぽこになりさがってしまう
なんでそういう筋書きなのかってのは、研究書でも読んでいただくとして
女の子は親離れをすると急速にババァ化してくのにくらべ
男の子はいつまでたってもガキなんですな
オタ女がなんだかんだで男見つけてうまいことやってくのにくらべ
男はてんでだめってのは、数世紀かわってないんだなぁ
まあ、女は恋愛とセックスは切り離さないで考えるけど、男はそうでもないからな
そのはなしはまあおいとくとして

本題。

現代の童話というか神話というか、まあそういうものに未知動物やらUFOってのがありますが
アメリカ人はおさるさん好きですよね
有名なところにサスカッチ(ビッグフット)てのがいますが
北米にしろ南米にしろ、この「人型の謎の生き物」というのがめったやたらに多く
ヨーロッパやアジアに比べても、割合からすると多いんじゃないかと思いますが
それにはちゃんと理由がありまして

そもそも、ビッグフットの存在を否定する根拠として、北米南米を問わず、アメリカでは猿人や旧人といった、化石人類が発見されたという記録がなく、そのことからネイティブ・アメリカンなどはベーリング海峡が地続きだったころに、アジアから移住してきた人たちの子孫、というのが定説となっています。
以前、アステカの滅亡の話をしたときに触れましたが、そのために遺伝的には多様性が失われ、疫病に対する抵抗力がなかったという、なんだか侵略者にとって都合のいいようなそうでもないようなお話があったわけですが、いずれにせよ、化石人類がいなかった、ということは、どっかからやってきたとしか考えられないわけで、もしもアメリカに猿人なんかがいた、ということになれば、これは一大発見となるわけですよ。

シヴィライゼーション4では、氷河期に人類が生まれていたら? というシナリオがありまして、これは旧来の説に従い、開始直後、南米には人類はいません。なぜか北米には居るんですけどね。ベーリング(この時代は地続き)を渡ってきた直後、という設定なんでしょう。

化石年代、人類の居住可能な地域はある程度限定されますから、そうなると、南北アメリカでは沿岸域、河川域、湖沼域がほとんど開発されている現状、ほこっと石器人が出てくる可能性は低いです。
「音感が似てるから」「形がなんとなく似てるから」とかいう、あやふやな理屈でいくつかの文明を結び付けたがるきちがい自称研究者でもなければ、住民の起源をアジアにもってきたほうが自然でしょう。もっとも、ヘイエルダールくらいの行動力があれば、それをひっくり返せるかもしれませんが。ていうか、わりと最近まで偉人だったよね、ヘイエルダールって。

※トール・ヘイエルダール
当時謎とされていたポリネシア人のルーツを、遺物等の類似性から南米ペルーに求めた。この説を発表すると、たちまち馬鹿扱いにされたため、有名なコンティキ号を作り、ポリネシアまで渡って見せたため、私の子供のころは南米起源説は「事実」だった。
しかし後年、風上への航走能力を持たないいかだで、どうやってフンボルト海流を越えて、ポリネシアへの貿易風に乗ったんだ? という疑問が提示され、フンボルト海流は軍艦に曳航されて乗り切ったという、ずるをしていたことがわかり、なんとなく「なかったこと」にされている気の毒な人物。
とはいえ、体を張って自説を立証しようとしたことは、結果がどうあれ、研究者の鏡といえる。
のちに「アステカの起源はエジプトにあり」との説を提唱、また船出して一度は失敗、二度目は成功している。
なお、アステカとエジプトは類似点よりも相違点のほうが多いので、まともな学者は端からこの説を相手にはしていない。
(大きな類似点にピラミッドがあげられるが、エジプトのピラミッドはそもそも、マスタバと呼ばれる墓所が縦方向に増築されていく過程で生まれた様式であり(ジェセル王の階段ピラミッドは、着工当初はマスタバだった)、そのため、内部に空洞があり、そこには墓所をもつのに対し、パレンケやチチェン=イッツアをはじめとする南米のピラミッドは、内部に空洞を持たない。ごくまれに、空洞を持つものもあるが、多くの場合、エジプトのそれのように増築されていく過程でそうなったもので、見た目としてはジェセル王のそれと似ているが、内部の建築物を塗りこめる形で増築している。つまり、建物の基礎となった古いそれは、単なる土台としてしか、機能していない点が大きく異なる。なお、メソアメリカでは世界を四角の階層構造だと考えていた、といわれており、いくつかのピラミッドは、その世界観に基づいて9層のピラミッド構造になっているとされている。つまり、あれは世界の縮図なのだ。おそらくその発想の基となっているのはミルパ(焼畑)の段々畑で、世界が階層構造になっている、という発想は、ピラミッドが先ではなく、生活風景から自然発生的に生まれた、とするほうが、より合理的に思える。よしんばエジプト人が渡ってきたにせよ、であれば、次々と建物を塗りこめながら建築する、といった、様式の試行錯誤を長期間繰り返している点が非常に不自然になってくる。基礎としてピラミッドの知識があるのならば、ある程度そのあたりの過程はすっ飛ばしていても不自然ではない気がするのだけれど)



で結局「アメリカには人類はいなかった(ベーリングから渡ってくるまで)」ということになるんですが、従来の説を採るなら、南北アメリカの先住民というのは、ヨーロッパ・アフリカ人類に比べて遺伝的に劣っていると名指しされているようなものですよね。

私個人的に、メキシコをはじめとする中南米に、UFOだとか、モスマンだとか、フライングヒューマノイドだとか、「外からの知的生命体」の目撃談が絶えないのは、このあたりの民族的コンプレックスにも原因が在るような気がするのですが。
宇宙文明起源説、てやつは、存外先住民にとっては心の安らぎともいえる説なのではないかなあと。

よく、ナスカの地上絵が「空からしか見えないものなんだから、宇宙人に見せるために作ったもんだ、という解釈をされますが、これ、シンプルに考えれば、空の上の人、ようするに

神様

に見せるために書いたものなんで、地上の人間が見る必要はないんですよね。神様がわかればいいんだから
ただ、ナスカ文明というのは、土器や地上絵くらいしか明確に遺物を残していないため、どんな文化だったのかはっきりしない点が多く、また、地上絵も「神様に向けて発信している」ことは理解できても「なんでそんなものをいくつも書く必要があったのか」という点ははっきりとしていないので、用途不明な点と、文明の担い手が不明な点から「謎の文明」という扱いを受けてます。
が。それ、ナスカだけでなくほかの文明大抵そうだから
中南米の文明の特色として、鉄器を持たなかった、文字文化を持たなかった(キープ文字等、持っていたという説もある。また、マヤはマヤ文字という、独特の絵文字を用いていた)ということがあり、文明の全容が大変つかみにくく、ほとんど伝承と推測に頼らざるを得ないのですが、そこにコンキスタドールがはいってきているため、世界観も宗教観も、キリスト教とちゃんぽんなってしまっていて、原型がよくわからないのですよ。
キリスト教的な習慣のひとつに、聖なる像が(マリア像とか)隣村の祭りに出張するという習慣があるのですが、そもそもこういう習慣はキリスト教には見られないし、では、現地の宗教の影響を受けてこうなったんだろう、という話になるのですが、そこまでの推測はできても、いったい、いつ、どういう形で、どんな儀式や宗教観の影響でこうなったのかが、皆目わからない。現地の人もわからないし、当然学者もわからない。
しかもタチがわるいことに、政情不安定な国が多く、大規模な発掘調査、研究というのが、とても難しい。
くわえて、遺物のほとんどがジャングルの中、とにかく交通の便が悪い。
とても学者泣かせなので、よくわかんないものだから、世界史の教科書でも、中南米ひとからげに、1Pで

鉄器を持たなかった
スペインに侵略された
ピラミッドがあった
地上絵を描いた

偏見を持つなって方が無理な記述のされ方をしてます。
ところが、そんなよくわかんない文明であるにもかかわらず、異常に数学、天文分野が突出して発達しているせいで宇宙人と結び付けられるのですが
これ、答えはすごくシンプルで、ようするに農耕暦を作るために非常に尖がった発達をしてしまっただけなんですよね。

エジプトでは、太陽暦を使用していたことが知られていますが、もともとエジプトも太陰暦を使用していました。
月はでっかくてめだつので、観測がしやすいんです。
しかし、農耕にはとても都合が悪く、太陰暦というやつは、どんどんずれていって、農耕用の暦としては、あまりよろしくない。
どうにか改善しないとな、と首をひねっていると、シリウスが一年365日周期で動いていることに気づき、「じゃあ365日でいいや」てことになったんですよ。これはシリウス暦と呼ばれるんですが、うるう年は考慮されていないので、結局ずれてしまう。
これを改定したのが、神官暦というやつで、しかし民間では、その名からも想像できるとおり、使用されていないため、うるう年がくるたび、やっぱりずれていってしまう。さすがにまずいってんで、統合されるわけです。

マヤは、ハアブとツォルキンという二つの暦を組み合わせ、52年で1周期になるという、途方もなく気の長い暦を使い分けていたらしいんですが、その数字の組み合わせの魔術に引っかかった人がマヤカレンダーだの何だのと言い出し、またぞろ終末論を展開していたことは、わりと記憶に新しい人もいるかと思いますが、マヤがそういう方向に特化したことについては、天体観測に向いた、比較的高地に文明が発達したことと無関係ではなかったろうし、最近の研究では、実は暦としての精度はそれほど高くないともいわれているので、ほんとに終末が来るとしても、計算間違いをちゃんと考慮して計算しないと、結論がずれてくることになると思います。

でまあ「謎」といわれてしますが、残っているものは、ちゃんと前代の文化の流れを汲んでいるものばかりで、突如として高度な文明が現れた、ということではないんです。
鉄器がないのに、非常に精緻な石垣を作ったりしているので、短絡的に「すごい」という話になるんですが、時間をかければ、人間ってのはとんでもないことをやってのけるんですよ。石器でも加工が可能なことは、ずいぶん昔から証明されているにもかかわらず、謎の方がロマンがあるとか、そのほうが視聴率が取れるとかいった理由で、やたらに神秘めかしているのをうのみにしている人が、宇宙だの何だのに結び付けたがるんですけれども
現地では、民族主義的な観点から、むしろ積極的に宇宙と結びつきたい、という願望があるのかもしれません。
わたしらが見上げている空とは、違った空を見ているのかもしれません。
そういう考え方なら、「夢がある」とていっていい気がします。






しかしUFOですぎだよなメキシコシティ(笑)






最後に有名なパターソン・ギムリン・フィルム

「上半身と下半身の動きが人間のそれとは異なっている」
とかいわれてましたが
大人になってみてみると、どう見ても中の人が居るよなこれ(笑)
それでも、ピンボケ写真や目撃談ばかりの中、カラー、しかも動画である、という点は、画期的だったのです。
しかし、カラーであり、動画であるということは、誤魔化しがしづらいという重大な欠点があるため
現在この手の動画は、構造が単純なUFOに、ほぼ限定されています。CGIで描けるから。
まあ、宇宙人が飛び出すやつとかもありましたが。あそこまでやっちゃうと逆に「あの身体能力はどうなの」とか、かえってうさんくさくなってしまうのですが。CGIくさいし。
こういう古色蒼然としたものは、真贋別として「夢がある」で片付けてしまっていいものだと、私は思います。
理性的な結論から言ってしまうと、北米には類人猿が居たことがないんで「いない」って話になるんですけどね。
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