りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
宮城県仙台市青葉区近郊 その4
TV報道も原発メインと「イイ話」拾いに終始していますが
うちはかわらず現地情報を発信します
本日も、宮城在住の友人からの提供です。

さすがに報道関係も化けの皮がはがれたというか「民放はいらなくね?(災害報道)」とあちこちでいわれてます
空気を読んだ民放は、泣き落としに路線を変更しましたが

現地はまだきつい状態です

そんななか、この写真をもらった翌日(つまり今日)、一部地域にガスがきたという朗報
どんなずるい手を使ったんだろうというくらいの被害でしたが、現地の頑張りが伺えます
国もがんばってますね 家庭にペットボトル配布とか
しかもすばやい
素早いですよねほんと
盛岡とか宮城の子供は、子供のうちにはいらんようです
と私は内心思ってますが
現地も静かに怒ってますよ
ものの手配の問題や、流通速度からの素早い対応ですが
現地の人がそうそう好意的に受け取ってくれるかどうか
現地を報道するなら、そういう危険な空気を丹念に拾い上げて、首都圏の人間へ伝えるべきなんじゃないですかね?
正直高校野球の取材よりもよっぽど大事だと思うんですが。
「希望を与える」ことと「現実から目をそらす」ことを混同して報道しないでほしいなあ。
都知事選も「旬のネタ」と「がんばります」ばかりだし
なんなんだろうか、あれは。

ま、私がクダまいててもしかたないのでとっととすすめます。もう興味を持って現地の状況を知ろう、なんてひとはいないかもしれませんが
私は続けます

盛岡の状況はこちら

また倒れるとなんなので、ネタ更新はお休みします(笑)

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お肉のコーナー

ご覧のとおりです。
まあ、ガスがないので、調理できないんですが。
友人たちは、足を棒にして店舗を廻り、カセットコンロを購入してきました。
それがあるだけまだマシなほう。

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地下鉄

代替バスは、当然時間がかかる。
復興にやっと半歩踏み出した、といったところでしょうか。
通勤の足がないということは、経済活動が麻痺しているということ。
渋滞がないことが、幸せなのか不幸なのか。

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ホームによくある伝言板

どこもたいてい落書きだったり、イケメンの仕置き人を呼び出すくらいにしか役に立たないですが
内容が生々しすぎる。
こういうのは報道しないんですよね。市内だから。
アナログな手法は、淘汰してしまうとあかんのです。こういうときに役立つから。

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イトーヨーカドー

行列は短くなったそうです。
短くなったけどこの長さ。
はいったところで、必要なものがあるとは限らないのですけど。
すごくギャンブル仕様。

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建物内

一見無事に見える建物でも、内部は破損している
余震の本当の怖さは、建物にダメージが蓄積されていくことです
そもそも建物に致命的なダメージのない地域での余震は、ただの揺れです
本格的にゆれる前の、心の準備ができるという意味ではいいのですけどね。人間ってなれるから。
ちなみに本日は、通常の余震とは違い、強烈な縦揺れだったそうで
普段はあわてない友人が、床においていた食べ物を踏んづけてしまうほど動揺してました
そういう落ち着いた人でも、これだけ揺れが続けば動揺するようになるのが、今の宮城の現状です。

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販売品

揚げ物? ちょっと見づらいですが。
スーパーやコンビニの定番メニューですが、今は調理せず食べられる蛋白源は貴重です。よいチョイスですね。
でも、この揺れの中で油使うのは…怖いよね。
ショックかけてもってきたものを暖めただけなきもしますが。
そういえば、ショックショックとよく使ってしまうんですが、これ業界用語なんですかね。
ショックをかけるというのは、ショックフリーザーで急速冷凍すること。地方店舗に出展しているメーカーなんかがよく使っています。この「解凍日」を「製造日」として表記を偽っていたとして、某中央銘菓がデパートから撤退せざるを得なくなったりもしましたが、そういうことが行われるくらい、食品を安全に長期間保存できるんですよ。
ま、電気がきていたらの話ですけどね。
あと、解凍の過程に問題があると、俗に言う「汗をかいた」状態になり、せっかくのショックフリーズも役に立ちませんけど。
わりと現場はそういうことに無知なので、すごく危ない状態の食材を提供しているところも見かけますが、それは別の話(笑)

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お目当てのカセットコンロ

出品直後だったようで、山のように。
ニーズに合わせて、いいタイミングで届いた品のひとつ。
お湯沸かすのも、電気ポットとばかりはいきませんしね。
これで食材の幅が広がります。
衛生面でも、煮沸できるのは大きいです。

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牛乳

原発関連のあおりもありますが、現地でもなかなかお目にかかれないらしい。
牛乳とキャプションつけてるのに、手前のゼリーの山のほうが目立つのはどういうわけだ(笑)
しかし、野菜もなかなかとれない、もちろん果物もない中、貴重なビタミン源だと思います。
奥は冷凍食品かな? でも、調理できるのか? 電子レンジあれば一応OKか。

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ドラッグストアの張り紙

在庫がありません。
張り紙も、ダンボールにマジックで殴り書き。
今、何が足りないのかわかる、貴重な写真です。
やっぱり、生活必需品が圧倒的に足りてないですね。
物流とまってるから仕方ないんだろうけど。




一部のマスコミも取り上げてますが、実は都市部は飢え始めているかもしれません。というか、この後そうした状態に陥る可能性があります。
物は避難所に入るため、逆に言えば、今からしばらくは、避難所のほうが物資が豊富にある状態になります。
逆に自宅待機の人は、すべてを購入に頼る必要があるため

金がなければ死ぬしかない

という状態
しかし、避難所には最低限「生」の保障はあっても、自宅待機している人には、なんのケアもありません。
家をなくした人はもちろん大変ですが、家があっても、逆に言えば光熱費を含むもろもろを、無職のまま維持していかなければならない人たちが、大勢出ています。
避難所で、食糧配給の映像が流れる裏で、自宅に戻った人たちが、最低限の食料を家族で分け合うという光景も見られます。みずほに入金していた人なんかは、手元に金のない人もいるでしょうし。
餓死者が出れば、マスコミが騒ぐかもしれませんが、それでは遅いです
災害は常に、3歩先ほどを見据えながら、同時に目の前の状況に対応しなくてはなりません
私よりもかしこい人たちがいっぱいいるんですから、対症療法でなく、西日本の人たちがどう動くのがベストなのか、その指針となるような、現地の変化をいち早く電波に乗せことが大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。

ペットの問題もありますよね。
私も猫好きなので、猫と心中する道を選ぶと思いますが、それで避難所から出て行って、なくなる方も、きっと出るでしょう。
お茶の間向けの悲劇なので、マスコミは喜ぶと思いますけど

どうか「ここでわかったようなことをいっているだけ、杞憂」に終わる結果になるよう動いてもらえればと思います

不謹慎発言も、各方面で取り上げられるようになりましたが、格別否定もしていないみたいですね。
あの発言が事実であるのなら、問題は発言者の人格ではないんですよ。
あれらの「会話」は、当然、前後の一連の流れの延長線上にある、ということが大事なんですよ。
つまり、そうした会話がささやかれても不自然でない状況が、あの現場にはあった、ということで
ストレートにいってしまうと、それがあれらの局の、この災害に対するスタンスだ、ということです
舞台のように演出を施すのはまだ我慢できますが
そういうつもりなら来んな
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