りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
はい、みなさんこんばんは
いつもどおりのカウンターに戻ってきましたね
ていうか微妙に増えてますね ありがとうございます

今日はこわい こわいお話なんですね
恐竜、こわいですね、かみつきます
日本もこんな映画つくってたんですね
「極底探険船ポーラーボーラ」

これはやはり見なくては……

日本映画専門チャンネルは、やはりやってくれる。

関係ないですけど
「開き直った」
って言葉は便利ですよね。
痛いところを突かれたときの言い訳としては最高です。

しかし、ポーラボーラはうちでネタにするには、特撮オタ的な意味ではメジャータイトルすぎる
どういうんがいいんだろうなぁ

「悪魔の植物人間」とか?

名優ドナルド・プレザンスがきちがい博士を演じていることで、その筋ではわりに有名なんですが
映画の内容があまりにもショボい
じつはこれ、「フリークス」をリメイクしようとしたらしいんですが
魔獣合成よろしく人間+なにかってことで、その筋の非難をかわそうとした大変志の低い映画
ドクター・モローなんかは、フリークスではなく、完全に別の何かになってるんで、そういう臭気はあまりないんですけどね
ただ、この映画、お約束どおり改造人間たちは見世物小屋でバイトしているので、その映像が無意味に挿入されているんですよ
ようは、その見世物小屋の興行をスクリーンに映し出すための言い訳として、人体改造のどうのってのがあるんですが
たとえばルイスの映画や、もろに見世物小屋を舞台にした、トビー・フーパーの「ファンハウス」よりも
本物のフリークスの人たちが、本物の演技をしているので
実はサイドショーの映像として、現在貴重なものになってたりもするんですよね。
今はとても電波には乗せられないので。
でもなんかなあ
フリークスなんて気持ちの悪いものをみせるな
を「人権的に問題がある」「かわいそう」と言い換えて職を奪ってしまう行為って言うのは、どういうんだろうね
それで食っている人たちは、明日からどうするんだといつも思うんですが。
人権云々はいいんだよ。それいうなら「その後のフォロー」もちゃんとしてるよね? と、いつも言いたいんですが。
結局はすり替えだよなあと思う理由が、その辺にあったりします。
境遇に同情するのはいいけど
哀れむことよりすることがあるんじゃないのか?
健常者は。この言い方ってすごい不健全な気がして嫌いなんですけど。
そういうすり替えを平気でやれて、相手のことをまるで考えていない人のほうが、よっぽど不幸な奇形だと思いますよ、私は。

だからそういう人たちは、電波に乗せちゃいけない。かわいそうだから

ちなみに私のいとこは、子供のころ事故で片腕になってしまい
小学生のころ、みんなでその子を囲んで腕をみせてもらってたんですが
ひどいことするとおもうでしょう? ちがうんだなぁ
みんなうらやましくてしかたなかったんだよなぁ
うちの親戚が足りない人ばかりなのかもしれませんが
いい年になって、やっぱり気になって聞いてみたところ
「変に気を使われたり、気持ち悪がられたりしたことはあっても、みんなの人気者になれてうれしかった」
だったそうで
「大人としての発言」というのもあるのかもしれませんが
私、みんなに囲まれていたときの彼の笑顔がいまだに忘れられません
親ははらはらしていたかもしれませんが(笑)
差別的な視点を持たないってのは、選別することじゃないんですよ
対等になることです
デブとかハゲとかいう言葉が(ハラスメントにはなっても)差別的発言、と言われない程度に
あたりまえの肉体的特長として受け入れることなんじゃないですかね
いや、デブとかハゲっていっていいって言ってるわけじゃないですよ(笑)

gwj01.jpg
うち的に恐竜いうたらこっちかなあ

gwj02.jpg
紫の体色がヤバすぎるくらいカコイイ

グワンジたんカワユス!

サルの帝王ウィリス・オブライエン企画
ダイナメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼン特殊効果
夢のような企画が

どうしてこうなった

まあうちのぞきに来ていただいてる方には釈迦に説法というか、もうこの時点でゲラゲラ笑っているのではないかと思いますけど
「恐竜グワンジ」
どうしてもこうしても

西部劇と恐竜

水と油だよね……
まあ、ビリー・ザ・キッドVSグワンジとか言われるよりはマシですけど。
きっとハリーハウゼンも
「さすがにこの企画は……」
と内心思っていたんじゃないかって気がしますが、師匠の企画なのでノーとは言えなかったんじゃないですかね
美談的に「師匠の企画を引き継いだ」ってことにされてますけど
内実どこからも企画をけられたので弟子のところへ持ち込んだんじゃないんでしょうか。
だってさ、ストーリーがまんま「キングコング」なんだもの……
作家によるカラー、てのはありますよ。私そういう作家性って好きですけど

同じネタを設定だけ変えて何度も何度もやるのはなあ

「だからキングコングとどこが違うの」
「今度は恐竜なんです!」
「ほかにどこが違うの」
「西部劇なんです!」
「いや、ストーリーおなじじゃん」
「でも舞台はまったく違いますよ」

そんな感じだから、干されたんじゃないですかね、業界から。
開き直ればいいってもんじゃないんだから(笑)

まあ、ハリーハウゼンも「地球へ2千万マイル」っていう「キングコング」そっくりのをもう一本やってますけど
あれはオマージュなのでOKなんです。
いい言葉だよなオマージュ。私もいつかつかえるような仕事をしよう(笑)

映画全体としてはとても残念なことになっていますが
師匠の企画ですから、ハリーハウゼンの仕事っぷりは見事なもので

gwj03.jpg
ラスト

コロシアムでの象との血闘は圧巻
か……

このころのハリーハウゼンはまさに円熟の域に達してまして
「アルゴ探検隊の大冒険」などで培われた、人との絡みにも果敢に挑戦しています
それが後年の「タイタンの戦い」でメデューサとの死闘につながるわけなんで、大事な作品ではあるんですが








gwj04.jpg
引いてみた




グワンジたん小っさ!



たとえいい仕事をしていても
このスケール感がすべて台無しにしているのではないでしょうか
恐竜ってのは、こう、もっと……
だよな!?

せめて途中で出てくるトリケラトプスっぽいものとのバトルにはならなかったのか。
象のほうが勝ちそうなほどよくできてる事も問題な気がする。

1969年といえば、既にゴジラも10作目、「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」ですよ。
それと比べるのもなんか気の毒ですけど(どっちに)
海外でもぼちぼち見られ始めていますし、だからこそ「恐竜」なんですけど
ハリーハウゼンの職人芸で「人が入っているようには見えない」見事な演技はしているけれども
スケールがね……
この点だけは日本の特撮が勝ったといえるのではないでしょうか
まあ、そのせいかしらずか、エメゴジで来日したエメリッヒ監督に、しつこくゴジラの大きさを聞いて
「大きさなんてどうでもいいだろう!」
と逆切れされるほどにこだわりつづける遠因になったのかもしれませんが
※そんなことはない。

ぶっちゃけたところ、何度か巨大ものに挑戦はしてるんですが
思ったような効果が出ていないように見える
そんなわけで、等身大の怪物メインにシフトしていったのではないかという気もするんですが
(といいつつも「タイタンの戦い」では大海獣クラーケンとの死闘を描いているので、その職人魂には脱帽せざるを得ないのですけど)
とりあえず、CGでもこううまくはいかないだろうって動きをしているんで

どうしてこうなったんだろう

と考えながら「アイデアってものの難しさ」を考えるのも一興ではないでしょうか。
オタ同士のシンパシーに訴えかけて「ひどいところには目をつぶってもらう」作り方ばかりしていては、世界は狙えないと思うんだ。


画像がでかかったのではってみた

正直買ってみたら損した気になる部類の映画だと思いますが
この価格ならありなんじゃないでしょうか
BOX買いしたら殺意わくかも知れませんが
ロケがたぶんメキシコあたりなので、マカロニウェスタンの雰囲気が味わえるのも一石二鳥です
マカロニってことはつまり巨乳あり
「巨乳とセットならまあいいか」
と自分をだませる方は、サル師匠への香典のつもりで買ってあげてください。
まあYoutubeあたりでも十分かもしれませんが。
(あるんかな。無責任なこといってますが)
ラストの群集シーンで
「メキシコって人件費安いんだな……」
とかいうかんじで、人権とか人種とかアレとかソレに思いをめぐらせるのもいいかもしれません。エセインテリ的に。
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