りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
なしょなる・あくろばっと
ま、どっかの頭のいい人が書くと思うので、うち的には、しぶとく覗きに着て頂ける物好き奇特な方のために、ネタとしてかくのですが
ていうか、自分で言うのもなんですが、みなさんほんとに物好きですよね(笑)
まあここはコールゴッドの呪文でも唱えておきましょうか

いまこそ澁澤先生を召還すべきときなんじゃないか

誰かイタコをよぶんだ!
詳しくはサド裁判とか、悪徳の栄え事件ででもぐぐってみてください。

ま個人的にはね、性描写に関しては、行き過ぎだと思わなくもないんですが
老人の私の価値観、時代のモラルと、今のそれとはまったく違うんですよ
インターネットという媒体が、そういう価値観を根底からぶち壊している事実を忘れて、過去の自分達がしがみついていたモラルで、今の人たちを縛ろうってのが、そもそもおかしいですよカテジナさん。

「あなたは、思いこみだけで走りすぎて、周りを何も見ていない! 」
byカテ公

こっそりリンク:これはいいカテ公

正論を吐いていても、ヒステリーの人間が吐けば価値観のバランスを壊してしまって回りを不幸にしかしない
そんなカテ公が大好きです。
キチガイだし。

最近老いたなあ、とおもうのですが
いや、ここから「スタートレック5」ネタにふろうとか
老いたもなにもちんちんが元気すぎやせんかねとか
早苗カワユスもう彼女のためなら死ねるとか

そんなことは微塵も考えてませんから

たとえば部屋の片隅に転がっている本
それがある日、希少本として数十万の価格がついていたりする
CDラックにずらっと並んだ洋楽タイトルが、片っ端から廃盤
時代に取り残されるというよりも
自分の引きずってきた時代が、若い世代にとって輝かしい金銭価値を持っていると気づいたとき
マニアとかオタってのは、老いを実感するんじゃないでしょうか。

たとえば、ガキの頃はまんこがみたくてみたくてみたくてという時代を、大抵の人は経験していると思いますが
今はネットで手軽に見られますよね。特に苦労もなく。
これは時代に取り残された例ですが
私が子供の頃からずっとみていた映画、別にマニアックなものじゃない、たとえばブロンソンの映画は洋画劇場でやってたし、空の大怪獣Qだって、昼間ふつーにやってた、ガキは大抵みてたし知ってる
今、そのことを話すと、マニア扱いされる
ちっとばかりそのへんの記憶が確かだ、って理由でですよ

ふるいから知らないってよりも、それはもう、違う価値観の中に押し込められたものなんですよ
今の世代もきっと、ジェームズ・キャメロンあたりが老いに任せてどーでもいいメロドラマみたいなものを乱造するようになったら、過去のやけくそ気味な作品を回顧すると思うんですが、そうなったとき実感しますよ、多分。
「かっこよさ」とか「おもしろさ」なんてのは割りに普遍的で、そもそも、大抵の作品は過去の遺物の上に胡坐かいてるから、我々おっさんはしたり顔でパクリだの模倣だのといいたがるわけですが
それは結局、自分が引きずってる時代を否定されることへの、浅ましい抵抗なんじゃないかって気がするんですよ。

だってたぶん、今(よぼよぼでない)ハリソン・フォードが活躍する映画を今の技術で作れば「あ、おもしろい」くらいには思ってくれるだろうし
ガチガチにストイックでなく、女房をブン殴るようなヤバイ男でない、もっと女に優しい役をスティーブ・マックィーンが演じていたら(遺作の「ハンター」のように)きっと今の人たちも「かっこいい」と思うだろうし
でも、それはもう我々が引きずってきた時代の中に押し込められているもので、物好きな人ならともかく、そこに新しい価値を見出そうとする努力はつまんないんですよ。だって、もうハンパないオタの人たちが、それこそ何の関係もない枝葉まで掘り返して、分析の余地なんてないもの。
過去の価値観の再評価、再確認するだけの作業なんて、普通つまんないじゃないですか。

もっとも、知的刺激という意味で、過去のそういう作品をネタとして楽しむ、というのなら話は別で、だからこそ、うちみたいなところも、存在価値はあるのだろうけど、それは私の価値観への迎合になるし、すくなくとも自分で手にした、発見した、って感覚には乏しいはずですよね
だから若い世代は新しいものをネタにして、おっさんは古い時代を掘り返すのだと思いますが

ようするに、価値ってのは厳密に断絶していて、それでいて普遍性があり、そのうえでその断絶を形成しているのは、それを受け止めている我々自身の価値観なんですよね。
この価値観はおかしい、ってきめつけるのは、我々の価値観ですけど、そこには変化は許容されない。その価値観は、もう断絶しているのです。現在とは。
女の子がぱんつ丸出しで、駅の通路にうんこ座りしてると、モラルがー、とかいいたくなりますが、すくなくともあれはもう、私達の価値観と違うものです。
化粧、てのは化けるとかきますが、素材を生かす、つまり、美人の顔を生かすメイク、なんてのはどの時代にもなくて、たいていは顔の下地を徹底的に塗りつぶして、再構築しますよね。顔に限らず体も。腋毛もそるし、眉毛もそるし。そしてちょっと昔はガングロにして、顔そのものをオミットすることで、美醜を平均化しようとしてみたり。その都度形は変わりますけど、「誰がやっても似たようなイメージの顔になる」という点で、流行するメイクってのは法則性がありますよね。自分をオンリーワンにしたい、って10代の女の子が、自分を平均化して個としては埋没する手段をとること自体には、興味がありますけど。

現在はどうかというと、まあなんつか、一応消しは入ってはいるものの、まんこの形はあからさまだし、ちんこがはいってることはわかるし、それがあからさまにロリータだったりもするわけですが、それはやっぱり、インターネットというメディアが、そうした表現に違和感を感じさせないものを提供しているからで、それを過激だと感じるのは、私自身のモラルが昭和で止まっているとここ、無縁ではないはずです。もっとも、ロリータに関してはまた別の議論が必要だと思いますが。

自分がセックスが好きだからという理由以上に、性を扱ったメディアに対しておもしろさを感じていた私からすると、性描写というのはモラル以前に、変化してるんですよ。
それはアンダーグラウンドを見たほうが、顕著です。

ざっくりいってしまうと、アダルト映像というのはふたつの潮流があります。厳密には三つ。
ひとつは、さまざまな建前を駆使して、映画館やなんかでも上映可能にしたもの。ピンク映画は勿論、石原裕次郎あたりが出ていた映画も「健康なお色気」なんてことで、ちょっとエロっぽい表現ありますよね。健康って何? それはどっからどこまでのことをいうの? 釣りバカ日誌はOKなのNGなの、とか思いますけど。

もうひとつは、ブルーフィルムに始まる、流通が少なく単価の高いもの。これはもう、まんこのみに特化していて、とにかくそれだけを目指しますが、今のアイドルPVみたいな、ソフトフォーカスかかったモノローグが挿入されたりもします。あれってなんなんだろう。見るやつはあんなとこみねえし、かといって、お上の目を逃れるったって、最初だけではなあ。どっかで女に幻想を持ち続けていたい、って男の意地なのかもしんないですが。
ブルーフィルムは8ミリなので、上映会なんかでカネをとりました。ストリップショーではほんものの裸を見られますが、まんこしてるとこはみられません。そんなわけで、ストリップショーよりも手軽にまんこしてるところが見られる、てんで、ブルーフィルムの流行がそうした産業を圧迫し、ついにはまないたショーなんていう、本番を売りにしてお縄、なんて流れもあります。
いっときますが、このころ私は小学生くらいなので、現物は知りません(笑)そもそもソープもいったことないしな私。なので性風俗の実態に関しては疎いので、そのへんは割り引いてください。

しかしここでダイナミックに変化したのが、ビデオの登場。このことで、エロメディアが家庭に持ち込まれるわけです。
そんなわけで、AVというジャンルが生まれ、それと同時に裏、すなわち無修正のビデオも、平行して流通します。レンタルビデオの登場がそれに拍車をかけ、高い金をかけて賞味期限ギリギリの本物の裸みるよりも、300円くらい(当時は1000~500円くらい)で、それよりも質の高い女の子の裸を拝めるんで、大量に流通しました。
一方で裏というやつは、じつはブルーフィルムの流れをくんでまして、撮影機材をそのまま流用していることが多く、今観ると画質がほとんどピンボケしてます。8ミリだから。
一方、表のほうは、撮影機材が高価なため、一部のメーカーが独占的に流通させます。バブル景気に乗って、AV女優がぼろもうけした(かわいい子だけ)時代です。飯島愛なんかが清純派を演じていた頃ですね。美保純はピンク女優と呼ばれている、お色気もやれる女優という位置づけですので、混同しないように。

ここでさらに変化するのが、家庭用ホームビデオの登場。このことが、8ミリ映像を完全に駆逐してしまいます。厳密には、その撮影機材を抱えて海外に進出、もっとやばい幼児ポルノなんかに手を出すことになるんですが。
ハンディカムがあれば、誰でもエロ映像を撮る事ができます。画質はともかく。そんなわけで、大手メーカーは女優の質で勝負し、自主流通メーカーは、フェティッシュや過激さで勝負することになります。もはや死語ですが、この過程でブルセラが生まれます。

これと平行したのが実はエロアニメでして、くりいむレモンの登場から、これらとは別個の市場を獲得します。そして、高価なメディア、パソコンの登場。エロゲーの黎明期です。
エロゲーはエロゲーで、京都府警との熱いバトルなんかがあっておもしろいんですが(バカゲーとして一部のマニアに高評価を受けた「電撃ナース」は、その結果さっぱりエロのないゲームになったりしてます。このへんは、企画されたご本人から話を伺ったので間違いのないところ(笑))ま、脇道なので割愛。

パソコンの登場まで話が進んだところで、やっとメディアがこっちにうつるんですが、このころは動画の圧縮技術がまだいまいちで、ゲーム形式で裸をクリックするものや、中途半端に動くシーンのある、ゲームなんだかエロビデオなんだかというものばかりで、メディアとしてはDVDの登場を待つことになりますが、このころから動画ファイルが流通し始めます。
当初、画質はともかく容量が巨大で、なおかつHDDが3Gあったらすげーっていう世界でしたから、普及はイマイチでしたが、いまやTの時代、そしてさまざまなコーデックの開発により、画質の劣化をそれほど意識せずにすむようになると、自宅でいながらにして裸を鑑賞できる時代が来ました。
しかもワールドワイドに。

こうなるともう、無修正があたりまえです。チャイルドロックなんかかけても無駄無駄。知識があれば、そんなもの、簡単に突破できるし、年齢認証なんてものは、すべて建前です。
こういう現状の中、すでにもう、何が過激で何が過激でないか、線引きが怪しくなっている現状で、過去の価値観を持ち出すって言うのは、どうなんでしょうか。それなら鎖国しちゃえよと思うんですが。
アメリカ人はあんなポルノみてるからああなんだ、てなことを、こういう人たちはいいますが、じゃあなんで、そんなアメリカ人が線を引いた倫理を、グローバルなものとして受け止めるのか、私には理解できません。自説に都合のいい側面だけピックアップして、不快なところだけは民族性にしたりして摩り替える、そんな価値観の持ち主は正直、国政に携わって欲しくなかったりはするんですが、ま、それはともかく、こういう時代になると、フェティッシュとしてはともかくとして、まんこがみえたのみえないのなんて話はばかばかしくないですか。

むしろ日本人てのは、隠すことで生まれるフェティッシュを大事にしてきたからこそ、規制が必要なのだと私は思うんですが、だって、パンチラにこれだけ盛り上がれる国民って多分、世界中にほかにいないですよね? 醒めた目で見たら、ばかばかしいもの。ただの布だよ布。でも、こんな時代になってもあれにフェティッシュを感じられるというのは、逆説的に健全なのだと思うんですよ、私は。本格的なフェティシストはともかく、あんなので喜んでるやつは性犯罪にはしらねーって。

極端な例で言うと、サブマシンガン片手に街中で暴れるやつがいても、あれにリアリティを感じるやつは、いねっすよね。あれをやりたいと本気で思うのは、普通、病んでるでしょう。脳内ファンタジーならともかく。
セックスの場合、なんで、というか、どこが問題なのかというと、「ふつーそれはねえわ」「ありえねえ」こういう言葉が出てくる背景の常識が、あやふやなんですよ。
ちんこいれて射精したら子供ができて
女ともども生涯の重荷になる
てことを、男どもがちゃんと理解していたら、性的なファンタジーは性的なファンタジーのままだし、そこから逸脱するやつは、なにやってももう、逸脱を約束されている人です。
規制よりも、もっとしっかりとセックスについて教えるべきなんじゃないですか?
アメリカでも、学生にコンドームを渡して、やっぱり問題になったことありますが、現実から乖離した理想ばかり振りかざすことよりも、理想を引き下げて現実に手段を引き下げることも必要なときはあります。積極的に賛成できるかというと、コンドームの自販機を普及させたほうがいいんじゃないかってきもしますが。
日本の教育の欠陥として「何故」を教えないことがあると、わたしは思うのですが、性的なものに関しては、特に強く思いますよ。
何故それがダメなのか
それを教えるのが大人たちの仕事で、理由をちゃんと説明できないくせに、だめなものはだめなんだ、と子供みたいなこといって喜んでるだけじゃ、ダメですよ。
わかるように、規制する理由を説明できないのなら、それは規制する行為が間違ってます。
モラルというものはあいまいですが、それでも妊娠する、てのはリアルな話だし、それに付随してくるリアルな諸問題も、ちゃんとあるじゃないですか。
だからそういう問題をあらいざらい提示した上で、しっかりと基準作りしてくべきなんじゃないですかね。
提示しないとダメですよ。かくしちゃなんにもなりません。

理性的で知的で倫理的な大人だけが知っていればそれでいい

その態度が、最も危険かつ、規制すべき危険な発想だと思うので。
教えないからダメなんだよ。子供はそんなに、バカじゃないぞ。
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