りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
パン
実は三半規管をやられてしまい、安静にしてないといけないのですが
どのくらいやばいかというと
まっすぐ歩けない
うちの犬が老衰で死に掛けているんですが
なんかそれを彷彿とする有様
飼い主と飼い犬がふらふらと居間や廊下を頭ぶつけながら歩いてる家って(笑)

まあそんな状態なので、本当は絶対に安静にしていなければならないのですが
最初はおとなしく司馬遼太郎を読んでいたものの


飽きた


ここはドナルド・プリーゼンスの力を借りるしかないっ
(最近はプレザンスというそうですが。たぶん発音はそのほうが正しいよな(笑))
んなわけで、立て続けに
「ミクロの決死圏」
「悪魔の植物人間」
「007は二度死ぬ」
を立て続けに見てしまい

いやあ、本当にどんな屑映画でも真剣にやってくれるから大好きだこの人は

なんぞと感動していたら、頭がくらくらしてきやがりまして
そうそう、まったく関係ありませんが


こういう馬鹿アイテムは大好きだ

ガントリスのライトセイバーもお願いしますよ

※ガントリス
小説版に登場する、マスター・スカイウォーカーの弟子。
シスの暗黒卿と対峙し、敗れる。
珍しく、帝国軍の女性士官が現れたり、なかなかおもしろい本なんだけどね。こっちを映画化してくれよルーカス(笑)
出展は「暗黒卿の復活」、意外に面白いので、SWファンなら手にとってみてもいいかもしれない。
ならそっちのリンクを貼れよと。


で。
こんなときはゾンビだろうとおもい、そのエピゴーネンというか良質なバリエーションというかネタというかなんというか、やっぱりネタか
以前にも書いた「BLACK SHEEP」をみておりました。

ストーリーは

ニュージーランドのある牧場で、遺伝子改良された羊が人を襲いだした。
噛まれた人間は羊人間になってしまうという、恐怖のおまけつき
主人公は羊恐怖症の牧場の息子

事件の発端は例によって、バイオハザードもので、馬鹿な自然主義者が実験材料を盗み出し、感染するところから始まる
羊のあの独特な体系で


ドーーーーン


と通路なんかに立ちふさがるシーンは、なかなか雰囲気があってよろしいのですが
突っ込むところなのか笑うところなのか
恐怖演出もかなりのものなので、結構こわいんですけど



羊だからなあ




どーん

雰囲気は満点だ。
ゾンビなどと違い、一斉に襲ってくるシーンは案外少ないのですが、野を埋め尽くすふわふわもこもこがドドドドと地響き立てて走ってくるのは圧巻です。たぶん、ここが撮りたかったんだろう(笑)

bs01.jpg
壁紙にもなった良いシーン

人の家たずねるのに、いくら煙でてるからって普通ライフル持ち込むか? とか随所に突っ込みどころはあるんですが、そういうのがあまり気にならないのは、中盤からのスピーディな展開。
頭つかわせたら、こういう映画は負けです。
キャラクター作りもしっかりしていて、いつも内臓わしづかみにしてるおばちゃん(別に怖くはない。料理しているのだ)とか、ナチュラリストでネジがとんでるヒロインとか、バラエティ豊かだ。
「こいつは死ねよ」というやつはきっちり死ぬし、「えーこいつしんじゃうの?」というヤツは、大抵いきのこってたりと、案外そういう方面でのカタルシスもしっかりしている。

bs02.jpg
襲い来るふわふわもこもこ

ゴアシーンもかなり気合が入っているんですが、どこか勘違いしたホラーコメディとは違い、凄惨なんだけれども落としどころではきっちりと落としていく。
そのため案外鑑賞後の印象が陰惨なものにならず、良質のコメディを見た気分にさせてくれます。このあたりは演出の妙でしょう。
「ナイト・オブ・ザ・レプス」なんかのように、なんかきぐるみが飛び掛ってくるようなものだと、こういう笑いも失笑に変わるんですが、おさえるべき描写はしっかりとやっているんですよね。B級ホラーの王道的な演出を盛り込んだり(主人公の目線! とか、ラストの声! バイオハザード起こすナチュラリスト! とか)、羊男への変身シーンは「おおっリック・ベイカー師匠!」という感じのオマージュがありーの、そこから一気にギャグにもっていきーの
ひょっとするとあれか「狼男アメリカン」をやりたかったのか?

どこまでも冗談で作っているのがいとおしい作品で、その点、日本でも良く見るオマージュ臭がうっとおしかったり、笑いが空回りしている作品と同一視されがちなんですが、ジョークを大真面目に作っているので、笑いが滑らないんですね。オマージュって言葉を「逃げ」に使った作品とは違い、一歩進んでちゃんとしたものをつくろうとしているあたり、ネタ自体が爆笑ものなのに、最後まで飽きないのが素敵です。

かなりの水準の作品なのに、なんで日本未公開なんかなぁとおもっていると、ああ、これか、ってシーンがありまして
ちんちんに噛み付かれてうにょーん

ぷっちん

モザイクかけるとぐんにょりするし、カットするとシーンのバランス悪くなるし、このシーンのためもあるんかなとおもいます(笑)
ちんこねたっておおいよね。「吐き溜めの悪魔」でもちんこ飛ぶシーン、なかったっけか。
ラウラ・ジェムサーもちんこくわえてたし(あのひとは別の意味でもくわえるが)

予算をたっぷりとかけた馬鹿映画、てのは、ある意味反則かもしれませんが、こういうのもありなんじゃないかとおもいます。
見る機会に恵まれれば、是非ご覧ください。
たぶん、まだ日本版DVDでてないとおもうけど(笑)
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