りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
Back in time
別にバック・トゥ・ザ・フューチャーではありません。



そもそもこのネタがわからない、てか。




なんだか唐突に7デイズ/時空大作戦が観たくなり

ビデオをひっくり返していたのですが
あまりにも繰り返し見ていたために、もうテープがぼろぼろ
でSuper drama TV !をチェックに行ったところ、2005年を最後に再放送はしていないらしい
うーん、是非やってくれ
エンタープライズ打ち切ってもいいから<おいおい

このドラマ、一応ファンはいるようなんですが
海外でもほとんどファンサイトを見かけないほど地味なドラマでして
でも3シーズン作られているのだから、それほど人気がなかったわけではないはずなんですが
やっぱり、あまりにもオタっぽい設定とか展開が、一般客に受け入れられなかったんでしょうか(笑)
最終回らしい最終回を迎えていないところからも、打ち切りなのは間違いないと思いますが。
というか、新キャラクターにいかにもオタっぽい青年が出てくると、打ち切り確定なんだよなぁアメリカのドラマって。
(ようするに、主要視聴者層がそういう連中だという読みで、感情移入しやすいキャラを導入しようということなのだと思うのだが、オタっていうのは、生の自分たちの姿を見たいわけではなく、たいていは現実から乖離したヒーローに重ねているわけで、そういうキャラというのはネガティブにしか受け止められない、ということなのだろう)

以前からちらほらとネタにしているんですが、再放送を期待して、やや詳しく。

ようするにこのドラマ、「ロズウェルの異性人が残したテクノロジーを利用したタイムマシンで7日間だけ過去に戻り、主に合衆国の危機を救う」という物語なのですが、タイムスリップモノなので、そもそも設定の矛盾や突込みどころはあげればきりがないのですが、歴史を改変することへの哲学的な命題にアプローチしてみたり、登場人物の過去を深く掘り下げ、それぞれに背景を持たせることで深みを持たせたり、また「とりあえずひみつきちとひみつぶたい」といった感じの、よくわからないが壮大な設定なんかが(主人公のフランク・B・パーカーは物語上NSAの職員なので、チームはNSAの管轄にあると思われる)私の世代だと



それなんてイーグル秘密基地


というノリで(べつにパーラーやスナックは経営してないが)
いわゆるドラマというよりは特撮のそれであり、感覚としては都心にデカベースが建っているのとあまりかわりがありません
とはいえ、UFO関連ならエリア51、と、日本人にもピンとくる設定をもちこんだり
(作中では一応「ネバダのどこか」、基地の名前は「ネバーランド」(笑))
相当コアなオタでないとついてけない設定を用いたり
(タイムマシン「カプセル」の燃料が、ロバート・ラザー事件で有名な元素115だったり、スタッフの一人、アイザック・メントナーがかつてかかわっていたきちがいウイルスの蔓延する都市の名前がダンウィッチだったり)
また、当時アメリカで爆発的に流行していたスピリチュアルが登場したり
(スタートレック/ヴィジャーでも副長がネイティブだが、そんなことがかっとんでしまうようなエピソードがある。かつてバックステップ(タイムスリップをこう呼ぶ)チームにいた男がカプセルを奪って逃走した話があるのだけれども、その男が実験に失敗して、墜落したカプセルを修復して追いかけよう、という展開になるのだが、リアクターがどうしても稼動しない。ところがスピリチュアルのパワーでリアクターが稼動してしまうのである(笑)アメ公が抱いているスピリチュアルパワーというか超自然的なものに抱いている憧憬のような物が伺えて、楽しいエピソードだ)

展開を見ていると、たとえばX-FILESであったり、ターミネーターであったり、ミザリーであったり(よほどこの監禁ネタは好まれたらしく、海外ドラマでは既に定番)、脚本としては受けを取ったものをストレートに模倣するという、志の低いもののように感じるのだけれども、キャラクターの性格付けがしっかりしていることと、荒唐無稽ながらも、NSAの職員ということで、カプセル以外には素っ頓狂な秘密兵器は出てこず、どちらかというとアナログな(というよりストレートに言えば体力勝負の)ウェスタンノリの活劇を最後に持ってくるなど、エンターテイメントとしてどう見せていくかという工夫があり、シーズン3ではおそらく視聴率の低迷によるてこ入れで、シナリオそのものがずたずたになっていくのだけれども、日本で言えばシンケンジャーのような、キャラ一人一人に焦点を当てて物語にふくらみを持たせようとした意欲作、ということはできるかとおもいます。

ちゃんとした最終回が見たかったよなぁ(笑)

特にパイロット版のできは秀逸で、多額の予算を突っ込んでいながらまったく成果が上がらず、実験機のパイロットは片っ端から死んでいる、という状況で、CIAの精神病院にぶち込まれていたパーカーがパイロットに選ばれ、ついに実験は成功。ただし、彼が未来から来たことは過去の人間は誰も知らないわけで、あらかじめ符牒が用意されているのですが、それを聞いても「うそでしょ!?」というリアクションが返ってくるような、いかにもパイロット版という感じの初々しさがあり、それ以降は基本的にヒーローモノの定番に沿ったマンネリズムに陥っていくわけですが、何故か事件現場にパーカーの息子がいたり、相変わらず離婚していたり、そういう「メガネっ娘とブルマ」みたいな、定番の記号は盛り込まれてはいるんですが、たかがTVドラマとは言わせない、といった見せ方の工夫(オープニングで、実験に失敗したと思われるパイロットの死体が宇宙空間を漂っているシーンを盛り込むなど、物語の時間的なスパンを、ドラマの枠内以上にふくらみをもたせるようにしているとか)などがあり、日本の特撮やアニメは、たとえば人気番組であるHEROESや、シリアスかつハンディカメラを意識した、リアリティある映像表現で定評のあるバトルスター・ギャラクティカなんかを模倣にするよりも、このいかにもおもちゃ然とした7デイズを模倣したほうが、よっぽどいいものになる気がします。
基本的に1話完結というのも、特撮向きですし。

というわけで、是非再放送お願いしますよ。
別にGYAOでもいいですが。
でも、あそこはメディア化なんかのタイアップがないと、基本的にやってくれないからなぁ(笑)
そのためか時をかける少女やってるようですが、実のところ私この作品に対する思い入れがゼロなので(というか、これほどの話題作なのにただの一度も観たことがない)なんか今回もまた見ないままに終わるような気がするんですが
作品の出来のよしあしの話でなく、好みでいうとおっさんがウォーって怒鳴ってるジャンルのほうが好きだからなあ。

ちなみに、某所でなら字幕なし、吹き替え無しであれば視聴可能です。
私でもなんとか聞き取れる程度の英語なので、「リアクター」やら「バックステップ」やらの用語さえ理解できれば問題ないと思いますが。
オルガがやたら早口なので、なに言ってるのかわかんないことが多いですが(笑)
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