りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
くも
私蜘蛛と蛾が嫌いでして
子供の頃は部屋に入ってくるだけでギャーッと叫んだほどでしたが
仮面ライダーってそれ系が多いから苦手だったんだよなあ(笑)


そんなわけでスパイダーマン

別に意味はない。
ついでにチェンジレオパルドンのほうもみられますが
ライミ版に比べれば、低予算っぷりがすばらしく、なんだかニンジャマフィアみたいのもでてきますが
全編一切ごまかしなしのスタントってのは、金がないから体当たりなのかやる気があるのか人の命のほうが特撮にかける金より安かったのか
とても複雑な気分になれます
いまみるとすごいことやってるんだよなあ
ターミネーターでも、シュワルツェネッガーがフロントガラスをぶち破るシーンで、偽物だとどうしても迫力がでないってんで重機を持ち出して突き破るシーンがありますが
ああいう無駄なこだわりこそ特撮の命です
いまならCGと編集でどうにでもなるもんな(笑)

あまりにもマイナーな作品ばかり取り上げ、少し反省しているのですが
(反省はしているが後悔はしていない)
こういう「隠れた○○」てやつは、前提としてある程度の知識がないとなにもおもしろくないんで、こういうのをネタとしてとりあげるのはどうなんだろう
踊ると敵が全滅したり、ハイテク武装車バイパーやゴールドライタンっぽいなにかに変身して大暴れする、マイケル・ジャクソン主演「ムーンウォーカー」とかをネタにすべきなんだろうか
彼が幼児性愛者だったのかどうかはわかりませんが、彼の世界には子供と自分とバブルスしかいないことが良くわかる映画ではあります
ああいうトンチキな才能が失われてしまったことは世界の不幸ですよ
新曲のデモテープ盗まれるような、ありきたりのシナリオで映画つくっちゃうポールにはできない芸当です
ファンなのにいっちゃったよ(笑)
でも冗長だよな、あの映画は。ファンだから観ちゃうんだけどさ。


GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET

この気の抜けた紹介振りと、映像作品は中古しかないところにこの映画のできの悪さが垣間見える
プロモーションビデオの開拓者であり、音楽史においてはジョン・レノンなどが足元にも及ばない功績を残しているポールなのだけれども、どうにも自分のスター性に頼り切っているところが合って、長編映像作品はぱっとしないものばかりになるのがファンとしては残念なところ。
No More Lonely Nightsはほんとにいい曲なんだけどねえ。
ベスト版に収録されたWe All Stand Togetherのほうは、「ルパートとカエルの歌」というアニメの曲で、こちらのアニメのほうは非常にかわいらしく、次々と登場するかえるたちが、ユーモラスに力強く歌い上げるこの曲は、私にとって大切な曲だ。ポールは映像作品については、人に任せてしまったほうがいいのかもしれない(笑)
まあ、こういう作品もあるのだけれども
(リンダ以外の全ての役をポール一人が演じ、当時のポールのバックグラウンドを知っていると、感心するところなのか突っ込むところなのか非常に悩んでしまうPV。しかし、これがきっかけで音楽にミュージック・クリップというスタイルでの売り方が定番となり、新たな映像作家を生み出す礎を築いたという意味では、音楽界、映像界共にポールの果たした業績は大きい)


でまぁ「スパイダー・ベイビー」なのですが

パム・グリアを一躍スターダムに押し上げたジャック・ヒルの初期の作品なんですが
古典作品なので、無駄にテンポがいいだけの今の作品を見ていると冗長に感じるところはあるかもしれないけれども
黒いユーモアが随所にちりばめられていて、本当に才能のある監督なのだなと実感させられる
物語は簡単だ
メリーズ家はきちがい一家だ
その血は呪われていて、加齢と共にどんどんきちがいになる
叔父たちは既にいかれていて、地下室に閉じ込められている
娘と息子はキ印だが野放しだ
そんなわけで冒頭からいきなりポストマンがころされている
低予算なので殺人シーンなどはない
窓から屋内へ、頭から突っ込まれた死体が写っているだけなのだ
こう書くと随分陰惨なようだが

棒立ちのまま突っ込んであるので、そのなげやりっぷりとブラックさは自然と笑いを誘う

このあたり、同じくブラックな笑いを志したヒッチコックの「ハリーの災難」よりも一段と冴えている
全編こんな調子で、ことにきちがい娘の一人を演じたジル・バナーには見とれてしまう
(動画の冒頭で石をひっくりかえしている娘)
オーバーアクトな動作と、愛らしい少女でありながら完璧にいかれている表情は、見事というほかはない
おおざっぱに「この時代」、こういうきちがい娘というジャンルに需要があったのかもしれないが(「悪い種子」のマコーマックも、きちがいではないが先天的にモラルが抜け落ちている子供だ)、それにしてもこの逸材っぷりはどうだろう。私はこういう子役をもっとみたいんだが。こういう子供なら性犯罪者も怖くないね。

B級ホラーのスター、ロン・チェイニーJrが執事役で登場しているところも見所だ。いかれてはいないが、状況が彼をして常識を喪失させているという、お人よしでモラルがおかしい役を見事に演じている。この人というと狼男ばっかりで、素顔の印象が薄かったので、なんだ普通ジャン、とがっかりした記憶もある。
(あたりまえなのだが)
こういう、汚れた血によるきちがいの饗宴というのは、日本でやると横溝チックなどろどろになるし、なにより圧力団体がうるさいので、コメディなどは作ることができないだろうけれども、こういう作品のキャラクターは、きちがいなのではなく、人間のきちがい部分をカリカチュアしたキャラクターなのだということは、忘れてはいけない。
映像作品にしろなんにしろ、このことは忘れてはいけない。「**を扱っているからコレはダメだ」というような、即物的なものの見方しかできない馬鹿は、表面的な事柄でしか物事を判断できないので、価値観が画一的で頑迷だ。こういう人間にはいいものはつくれないし、トップに立てないし、まして人に使われるのにも向いていない。
だから日本は平和なのだろうけれども。

いやあ
きちがい映画ってほんとにいいもんですね。
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