りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
いつものやつ

日本の夏


mabinogi_2009_06_20_027.jpg
巨大生物の夏



ということでMr.BIGの

巨大生物の出てこない映画。
バート・I・ゴードンといえば巨大生物
ホラー、パニックモノの定番「成長促進剤」を定番たらしめた偉大な映像作家


そうでもない?


そんなMR.BIGですが、意外にもまともなパニックモノも撮っているんですよ
低予算だけど
そもそもヴィンス・エドワーズってのが地味だ
男 女 誕生 死亡 そして無限 ですし
(わかるひとだけわかれ)
のちにB級映画の変態として一部の好事家に記憶されていくネヴィル・ブランド(悪魔の沼、スペースデビルのアレ)とか出ているので、お宝っちゃお宝なんですが。
脚本もゴードン師匠だし、なんかこのころ巨大生物に飽きてたんでしょうか。
ストーリーそのものはどこかで観た風味の、ぱっとしないものですが、安いざらついた画面のおかげで、「のめりこんでしまえば」なかなか楽しめます。
まあでも爆弾男の映画なんて、金かけたって

リメイクのジャッカルみたいなところに落ち着くんだし

このくらいの予算が妥当なのかもしれん、と思いながら観れば、十分なのかもしれません。
私は好きですが、ネット上ではわりとぼろくそにいわれています。
ただ、きちがぃ爆弾魔チャック・コナーズと、きちがぃ暴行魔ネヴィル・ブランドという意味ならこの上なく豪華


変態好きにはたまらない


クラウス・キンスキー親父の「クロール・スペース」とかが好きで好きでたまらん、というような人にはお勧めだと思います。いねえかそんなやつ。

まあそんなまくらをうけて、先日取り上げた性格俳優にして希代の変態俳優
マルコム・マクダウェル
HEROESシーズン3を観ながら「なにこの親父」的な気分で鑑賞することしか知らない若造に

マクダウェルの偉大さを広めるために

もういっちょ作品を紹介しておきましょう。
なお、国内では公開されていません。たぶん、メディア化も無理でしょう。
(私の知る限り1度しかVHSも出ていない)

監督はリンゼイ・アンダーソン。インド出身の英国人です。
英国人です。おわかりですね。

英国人といえば変態。

日本では「八月の鯨」の監督として知られているので、文芸オタのバカねーちゃんをつれて「あのアンダーソン作品なんだぜ」とだまくらかし
人間関係をぶち壊す
そんなことがしたい映画なんですよ「ブリタニア・ホスピタル」って。

映画の内容は、医療コメディというか、かなり社会風刺色の強いブラック・コメディ。
なにせあのパイソンズを産んだ国のブラックコメディですから、程度がはんぱじゃない。
基本的にはきちがぃ博士の映画なんですが、そのきちがぃ博士の実験台になっているマクダウェルの



無駄に迫真の演技で



なんか笑っていいのかどうかよくわかんない仕上がりになっています。
マクダウェルの役どころは、病院のストライキを取材に来たキャスター(たぶん)
病院には独裁者が入院していて、外ではその引渡しを求めて暴動に近い騒ぎが起きている
そこで突撃取材を敢行するのだが
って流れだけ見ると「マッド・シティ」みたいな社会派映画の流れを想像しますが
そこでミート・ザ・キチガィ博士
あわれマクダウェルは首ちょんぱ
って流れを見るとただのバイオレンス映画の展開を期待しますが
なにせきちがぃ博士のやることですからね


その首で人造人間を作ってしまう


で、最後は群集にもみくちゃにされて縫い目が裂けてしまい
大量の血飛沫を上げながら首がもげてしまう
という、血みどろのゴアシーンがあったりして
こういう映画を作る国がなぁ




陵辱をモチーフにした作品がいけないとかいっちゃいけないとおもうんだが




なお、この映画、国辱シーンがあるためメディア化されないんですが
ようするに英国人って黄色いサルが嫌いなんだよな
そうならそうってはっきりいってくれよ、つまんないあてこすりしないでさあ。


ちなみにマーク・ハミルも出ている

みててないちゃったよ(笑)


マクダウェルの断末魔

べつにホラー見てる人にはなんてことないですが、免疫のない人にはかなりのゴアシーンなので観ないほうがいいでしょう
例によってフルチンでがんばってます
監督のアンダーソンとは名コンビで、この調子の過激なブラックコメディを撮ってるんですが、おそらくその演技が「時計じかけのオレンジ」に抜擢されるきっかけになったのだと思います。
淀川先生が「八月の鯨」を絶賛していますが、氏の頭の中にはリリアン・ギッシュでもなくベティ・デイビスでもなく

マクダウェルのちんちんがあったのだとおもいます

いやぁ、ファンってそんなもんだし。
英国のブラックコメディって、ほんとなんつか、げんなりするくらい辛らつなので、抵抗のある人はてんでだめだとおもいますが、パイソンズがいける、って人なら楽しめるかと思います。
どうしても観てみたい人は、リンク先からどうにかして探してみてください。勿論字幕はありませんが。
隠れた名作、とかいってしったかぶりをしたい向きには、うってつけの映画なので、苦労して観る甲斐はあると思います。


これもアンダーソンとのコンビ

おそらくこの演技がキューブリックの目に留まったのだと思われる。
ブリタニア・ホスピタルほどゴアではないけれども、ブラックさは相変わらず。
「ゲテモノのアニマルハウス」といえば少しは伝わるかもしれない。あれよりひどいのかよ、とかはいわない。
基本的にこの手の黒い笑いをろ過してマイルドにしたものが、ハリウッドや日本にやってくるのだから、仕方がない。だからどうしても、日本やアメリカのコメディ番組にはデジャヴ感が付きまとう。
しかしこういう映画をこそメディア化してもらいたいものだけどなあ。ブリタニア・ホスピタルは無理としても。
(ちなみに監督は小津のファンでもあるので、邦画とも縁が深いのだ)

んでま、GYAOでMJ特集あったり、ファイアー・フォックスやってたり、古谷金田一やっているので、こんなつまらないことを書いているひまはないのだ。
おやすみなさい。
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