りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
風邪ひいてまんねん
あつい!!!!



さむい!!!!



どうしたら!!!!



なにこの天気。

そんなわけですっかり寝込んでおりまして、復調すると、こんどはどっと襲い来る筋肉痛。年なんだなぁ。
まあ、そんなこんなでブログ見てる暇も体力もなかったわけですが。

忌野清志郎しんだんだってな

冥福なんか祈らないぞ

ロッカーは生きてても死んでてもたいしてかわんないんだよ

んなわけで




追悼とかしない




んなことやってたら清志郎にヘラヘラわらわれちまうじゃん。
クソみたいな人生送ってたって
ロッカーは音が残るからいいよな
よし、シドでも聴こう。


んで、先日ちょっと松永弾正について友人と熱く語っていたわけですが
松永弾正とは
戦国マニアなら別に説明不要
信長シリーズでは




浅黒くて目つきが悪くて口元に悪そうな笑みを浮かべている人



信長から「おまえすっげぇ悪い奴」とお墨付きをもらった大悪党
しかし政治家としては超有能
軍略家としてもハンパない
それでいて長いものには巻かれる変わり身の早さ
かつ水も滴るいい男
そして超一等の文化人
衆道が武士のたしなみとして当然だった時代




この男にほれなければ嘘




というわけで、わりに敵味方から評価の高い人でして
しかも油断のならない人物という印象の裏側で
じつは信長のピンチを救ったり
地元を大事にする政治家みたいな手腕を発揮してみたり
下克上を体現した男といわれつつも
同じように言われる伊勢新九郎や斉藤道三はヒーローになれたりしちゃったのに
どのメディアでも例外なく悪党



山風小説でのエロ親父ぶりは見事というほかはない



しかし脇役ではこれほど光る人ながら
主役となると、とんといいものがない
早乙女貢の「悪霊」は、いかにもピカロマニアの心を揺さぶる悪党ぶりが素晴らしいのだけれども
とにかく前半生の、どーでもいいエピソードが長すぎる
なにしろ前半生がまったく持って不明なため、あれこれ作家の想像力を書き立てるのはわかる
わかるのだが




書きすぎ




というものがほとんどなのは、意外にも松永弾正の事跡というのは、これが定説、というものがないからなのかもしれない
定説がない、ということは、物語の山場が作りにくい、ということで
歴史小説の場合、たとえば明智光秀が主役なら、本能寺や山崎合戦前後が、一番熱くなるところだし
木下籐吉朗なら、墨俣だの大返しだのだろうし
信長のように人生にイベントが多すぎる奴はともかく
普通一つや二つはそういうものがある

勿論松永弾正にも、将軍しい逆、大仏殿焼き討ちといった、破天荒なものがあるものはあるが
文献によってあまりにも記述に差がありすぎて、これが定番、というものがない
そんなわけで、どうして作家の想像力のみで話を膨らませていくと、あまりにもトンチンカンな方向に行ってしまって、読んでいるほうは醒めてしまう
まあ


茶釜抱いて爆死という強烈なキャラ立ちがあるにしても



やってることがあまりに壮絶すぎて、書いているほうからしてもギャグにしかならないし
(もっとも茶釜の話は後世の創作という説が有力だそうだ)
しかし脇役としてこれだけ光る奴もいないんだよなあ
信長が京入りを果たしたときのフットワークの軽さなんか籐吉郎もびっくりだし
「強い者には忠義を尽くすのが我が生き方。ククク」
みたいな、有能なのだけれども一緒にメシは御免こうむる感じのキャラクター
(しかし信長モノでは信長の行動力のことばかりかかれてあまり描写されないが、金ヶ崎の退き口で朽木元綱を説得し、窮地を救ったのは松永だという説もある。信憑性に疑問ももたれているのだけれども「なぜ松永なのか」という点が興味深い)
だいたい美形中年で、一等の文化人ってあたり



故・淀川先生なら放っておかないキャラクター



ってことで、女子の人気も高そうなんだが
キャラ立ちとしては魏延じゃないですか
あれで掘って掘られてなら松永もOKそうなきがするんですが
信長の野望のイメージがわるすぎるんだろうか(笑)

でまあ、文化人としては武野紹鴎の弟子であり、また同時代の文化人の間に顔が広い
信長もそうだが、そうした文化人的なサロンでの同好の士的な、特別な感情が二人の間にあったろうことは想像に難くない
近年は千少庵の実父とする説もあったり、それが事実かどうかはともかく、そう感じさせるだけの、濃い芸術家の血、があったことだけは確かなこと

その息子の松永久通は、義輝を攻めた実行犯なのですが、ゲームでは能力値、顔共に地味
有能な人物であったと思われるのだけれども、やってることがアレなので、いまいちイメージがよくないのかもしれない
俳人である松永貞徳は、久秀の孫といわれている
また、海軍中将松永貞市は、久秀の直系を自称している
これだけ悪党悪党といわれ続けながら



直系を名乗る家系が日本中いたるところにある



つまり、やはり久秀の血、というのは、それだけ魅力があるということだ
事実かどうかはどうでもいいことなのである
だいたい、軍人として有能だった久秀の子孫を名乗ることは、軍属としては勲章みたいなものだし
日本でも第一等の茶人だった久秀の子孫を名乗る文化人は、血統書付みたいなもの
でだ
松永貞市の孫が松永真理
誰それってかんじかもしれませんが


i-modeの生みの親


自称でアレなんであれ、これだけ軍人、文化人に久秀由来の人がいる、ってのは、すごいよなあ
ちなみに松永真理は、現在バンダイの社外取締役
ここはひとつバンダイに歴史シミュレーションゲームを出してもらい





腐女子が股間を濡らすような美形松永を出していただかないと




だめっすか。やっぱそうっすよね。
しかし、こんだけ経済界なんかに子孫を自称する人が多いにもかかわらず、相変わらず油断のならないエロ親父一筋の松永久秀、これぞ漢おいどん
近世このイメージを決定付けたのはやっぱ


伊賀忍法帖のせいなんだろうな

中尾彬のエロ親父ぶりは「それ演技やなくて趣味やろう」と突っ込まざるを得ないほどのもの
しかし、非道非道といわれながらも、文化人らしい繊細さを持ち合わせているあたり、山田風太郎はやっぱ、わかってるひとなんだなぁと痛感させられる
松永以上に鬼畜な成田三樹夫(果心居士)に眉をひそめるシーンは、双方のキャラを見事に浮き上がらせている
真田広之? だれそれ、主役は成田三樹夫ですよ



ロクセイア12世よ永遠ナレッ



参考リンク:ロクセイア12世
出展

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