りせっとさん
「何故あなたは都合よく過去を忘れるのか」「そこにリセットボタンがあるからさ」-ジョージ・マロリー(仮)-
蔦の絡まるチャペルで
蔦はなかったなあ。
こんばんわ。部屋が緑の地獄になってくつろいでおります。
緑の地獄といっても、アル・ジンバリストじゃないですよ。誰ですか、月のキャットウーマンなんておもいだしたの。

学生時代、九州の学校に通っていたのですが、世のぼんくら学生と同じく、わたくしも夜中に海岸にデートなんかいっておったわけですが、学生のやること考えることなんてのはひとつで、ふらふらと二人で海岸をうろついていたわけですよ。
無論12月のくそ寒い中、えろいことをするつもりでそんなとこをうろつくわけはありませんが、いわゆるひとつのロケーションってやつですよ。
単に私が冬の海が好きだったからというのもありますが。
冬の海の防波堤からの投げ釣りってのは、こう、身が引き締まってねえ

いや、釣りの話じゃないんだ。

ちょうどクリスマスのころ、例によってふらふらとしておったのですが、シギが波に飲まれたり、小魚の群れが湾内に入ってきて、さかんにライズがおこるのをみておったりして、彼女そっちのけで楽しんでいたところ

背後に人の気配

しかも全身真っ黒
やべぇっ変質者だっっっっ

じつはこのあたり、のぞきのメッカらしく、すわりこんで話し込んでいるときに、背後から覗かれていたことがあったりしたので、注意はしていたのですが
まさかこんな堂々と

場所は砂浜の上
まわりに遮蔽物はなし
なにせ波打ち際ですからね
こっちもおいつめられたような格好ですよ
しかし逃げ出すのもかっこ悪いので身構えていると

「もしもしお二人さん」



警官かよっっっっっ



警官が足音しのばせてくるんじゃねえっっ
心底びっくりしましたが
まぁこのあたり、最近物騒なのでとっととおかえんなさい、という注意だったわけですが
素直に忠告を聞いて、その日は帰ってケーキくったわけですよ。

で、数年後。
北朝鮮による拉致問題が表面化し、1970-80年代に少なくとも数件の事件が発生していた、ということが報道され始め
「ふーん。なんか騎馬民族みたいなことしてんなぁ」
などとのんきに構えていたのですが(人事なので)

※古くモンゴルらをはじめとする騎馬民族は、敵対勢力の戦力低下を狙って、戦略的な観点から拉致を繰り返していたという。遊牧民である彼らは、遊牧中一人になることが多く、その機会を狙って襲撃する。

よくかんがえたら、あの警官はなんで、あんな人気のない海岸を重装備で警邏してたんだ?

90年代だからと、胸をなでおろすところですが、じつのところ、拉致そのものはまだ繰り返されていたか、あるいはその対応を公安なりなんなりから指示されていたんじゃないか?

やべえ。やべえよ。
拉致されなくてよかったよ。
テコンVマンセーとかいいたくないもんな
(そりゃ韓国だ)
私、まだ日本に未練あるからな。

冷静に考えると、拉致されていたほうが世間に貢献できたのかもしれませんが

世の中、へんなところで政治ってみえちゃったりするよなぁ、というクリスマスでした。
今年のクリスマスですか、今年はしらん(笑)


北朝鮮の怪獣映画プルガサリを演じた薩摩剣八郎の本。
変に政治的な配慮が入っていない分、北の生々しい事情が、読んでいて「うおっ」となります。
「うおっ」てどんなんやねん。まぁ、そんな感じということで。


イルソンのボンクラ息子、ジョンイル様じきじきのお声係なので、金がかかってます(無駄なところに)
肝心の特撮は、日本のスタッフによるもの。詳しくは↑の本で。

ちなみに韓国ではヨンガリ(リメイクはヤンガリー)ですね。ここ試験に出ます。
なお、プルガサリは東宝ゴジラスタッフ、ヨンガリは大映ガメラスタッフということで、このあたりはマニアさんがいろいろ詳しく解説してくれるところです。
私はマニアじゃないからしらん。


じつはこれ、完美世界というネトゲのキャンペーン記事を見て思い出した話でして、トラックバックするとプレゼント応募という、安上がりでうまい方法かんがえたなぁというネタでした。
そういやブライトシャドウもやってたよな(笑)
実際のプレゼントというのは、基本的に廃人層へいってしまうことが多いので(でなきゃそもそもブログでネタになんかしないし)わたしがどうこうということはないのですが、まあ、思い出させてくれたきっかけとして一応トラックバックしておきます。
そもそもゲームにログインしたのも半年振りなんだよな(笑)
でも、ここの運営は非常に誠実だし、イベントも積極的で、好感は持ってます。
ひさしぶりにはいると、薬草のレシピが大量にふえてて「おおっ」とかおもって取りにいったら、ぼこぼこにされたのでログアウトしました。駄目でごめんなさい。
そもそもゲームと全然接点のない話でごめんなさい。
せめてこの間のぱんつのはなしでものせとけばよかったな(笑)

パーフェクト ワールド -完美世界-公式ブログ

キャラクター名:『エリティカ』
ワールド名:『カペラ』


って昨日トラックバックを送っていたわけなのだが
またおくれてねぇよFC2ブログ
いい加減このくされた機能なんとかしてほしいもんですな。
というわけで応募すらままならず意味のないネタになってしまいました。ああ。

テーマ:Perfect World -完美世界- - ジャンル:オンラインゲーム

ネタが
先日注射器が死ぬほど怖いとかきましたが
それは半分「ゾンゲリア」のせいなのであります
(過激すぎる映像なのでクリックは自己責任で)
「性描写とか残酷描写とか、もっと良識をもって欲しいよナァ」
とかいうハリウッド・ウェイがウソに聞こえる、いや、ウソなのだという事がはっきりとわかる作品なのだけれども、脚本がダン・オバノンなので、もたつきがなくすっきりとしたシナリオになっており、とても面白いのである。
面白いが、イタリア映画よりもシドイ。
ルチオ・フルチよりもシドイ。
今となっては「そんなもん?」という映像なのだけれども、ゴールデンタイム、お茶の間でこれのCMみせられつづけた子供にとっては、作品そのものがトラウマなのである。
アメリカにもハリウッドにも、良識なんてものはない。
金になれば、なんでもやるのである。

(ようするに、今はホラーがたいして金にならないだけなのだ)


買いたい人は自己責任で。

ここでお詫びしなければならないことがある。
マクロミルへ登録
原田知世さんすみませんでしたあっ<(__)>

いまごろになってポイントがつきまして、手のひらを返したようにやはり原田知世が看板だけのことはあるなっ、といわざるをえません。
ニートニートというからには、ネトゲのアカウントは20くらいもっておいて、不労所得でウハウハ、ポイントサイトとアンケートサイトは基本なので、自称ニートなら登録しなきゃだめですよっ(笑)

なに、それって私のこと?

でも、ニートならこれにBOTつかってRMT、がつかないとだめだな(笑)
しかし、こんな偏った声って、アンケートの質としてはちょっと問題あるんじゃないだろうか
あ、いいのか、社会の底辺の声をくみ上げるってことなのね(笑)
んなわけで

マクロミルに登録しなさい

既に命令形かよ
しかし、ポイントの反映におそろしく時間かかるのが、ここの欠点だと思う(笑)

で、本題。
ネタが多すぎる。
日々雑談とか、サイト巡回で「あ、これは」と気になったものはメモにしてデスクトップのネタ箱に突っ込んでおくのですが、それが途方もない量になっている。
ネタにしたいことが多すぎて、首が回らなくなってしまっている。
パンヤがまたタイムリーなことをやってくれているので、そっちもやってしまいたいのだけれども

旬のネタはかわす

これは私の基本スタンスなので、いろいろ悩んだ末、こっちにいってみようと。
というわけで、ひさしぶりにエロい映画のネタです。
なわけなので、閲覧は自己責任で。

[ネタが]の続きを読む
かぜひいてまんねん
ああ、目が痛い。
市川監督がなくなったというのに、そのことについて書く気力すら沸かない。
まあこの方が書きたいことはみんなかいてしまうだろうとおもっていたら、補足すべきことすらない飛ばしっぷりで、あはあは笑いながらよませていただきましたが
あれですよな 今の自称オタは 自分の尻の周りのことしか興味ないのな
アンテナはってないつーか有視界しか索敵してないつーか
興味の範囲が恐ろしく限定されているので、その点だけには異様に詳しいけれども
他の事象との関連性がみえてない

わたしは好きなものがナローな層にしかヒットしないものばかりなのでマニアと勘違いされるけれども
実はぜんぜん詳しくないので、そういう人たちの笑いのツボがわからない
ネタを振られてもぴんとこないので「アレッ」て顔をされる
しかし、比較的グローバルな視野は持ち合わせているので
話自体にはついてける
私が学生の頃はこういう人を称してもオタとよんだわけだけれども
いまはよばないんだろうなぁ

んでまあ、珍しくニコニコ動画でいいもんみたので、次あたりはそのネタでいこうかなと
ニコニコといやヤッターマン
なんか謝罪したそうですが うーん、あのなぁ
個人的感想を言わせてもらうと、そこまでさせるほどに酷いできか?
ひどいか(笑)音はずれてるもんな
まそれはおくとして
山本氏がごねていたから 最初から批判する気まんまんで見てないか
氏のファンなので、あまりいいたくはなかったんですが、ネタ風化したからもういいだろう
氏の新作の曲のほうがいいとか言って編集したものあがってるけどなぁ
あの曲も、そんなにいいかなぁ
勢いがなくって小ぢんまりと、こぎれいにまとまってるだけやん
1発目と比較してなんだかなぁってのはあるけど
氏のカリスマに影響されて、無批判に「氏の作品だからいい」ってなってないかなぁ
なにより、作品公開にあわせるタイミングで毒を吐いた山本氏のやりかたに
気持ちはすごいわかるのだけれども
(私なら絶対にやるから(笑))
少なからず、ファンとして幻滅を感じたんだヨナァ
もっとも、ファンとして氏の人格にR田中一郎のような、底抜けの「いい人」を勝手に感じていた身勝手なのだけれども
あの一言で、氏に対するファンとしての幻想は崩壊してしまった
私はもう、以前と同じ気分で氏の音楽を聴くことは出来ない
ファンとしてはちょっと残念だ

最近ギャラクチカとともにHEROESにはまっているのだけれども
この作中にカリブ系の黒人が出てくる
非常に不気味で、かつ、めちゃめちゃいいもんの役なのだけれども
カリブ
カリブゾンビ
いや関係ないな(笑)
こんなものでもはっておこう



わかる人だけみて笑え(笑)

先にあげたキャラクターは黒人なので、いわゆるブラック・カリブなのだろうけれども
それはどうでもいい
トルコ風呂がトルコ大使館から抗議されてソープランドになったそうだけれども
あとあれだな インディアンがネイティブに変わった経緯とか
政治的公平さとかいうアレな
それはカリブ部族には適用されないんですかね
CanibalのCanibはカリブ族のことじゃなかったっけか
チャイナってのが陶磁器をあらわしたりするのと同じノリで
カニバリズム
いいのか? 政治的には
個人的にそういう公平さってのはすきじゃないのでいいんだが
自称有識者は、こういうところに怒らなくていいのか?
人食い族って呼ばれ方は、あまり公平であるとはいえないきがするんだけどなあ

まあそんなこんなで
ソイレント・グリーンみてねます
この手の作品見て月並みだとか凡庸だとかいうひとがいるけどさぁ
この手の作品に触発されて、いわばネタをパクった作品にまみれた人たちが
凡庸だ、なんていう権利はないとおもうんだけどなぁ
凡庸なのは頭の中身のほうなんじゃねーの、とか
最近良く思います
「お約束」とか「パターン」てのは
作品を見る上での分析としては「逃げ」だよね
作品を観ると言うことは、ギミックだけみりゃいいってもんじゃないからなあ

おやすみなさい。
くだらない映画
ジャン・ローランはいつみてもくだらないなあ。




ここは私の備忘録なので、くだらないことをだらだらとかいているわけだけれども、先週末、話題になったネットゲーで精根使い果たしてしまい、真剣に体力がないので

これはつまらない映画を見るしかない

とおもったわけですよ。
実は年末だか年始だかに観た「ダイハード2」もそのラインナップに入っていたのですが
おもしろいじゃん、これ
だれだ1作目の劣化コピーとかいったやつ
(あんただあんた)
劣化コピーには違いないが、1作目の黒人警官によるゲスト出演や、奥さんとのロマンスといった「続編映画として押さえるべきところ」はしっかりとおさえてある。
ダメなのは突込みどころ満載の脚本のほうだろう。
なんで3作目でこの奥さんと破局したのか首をひねりたくなるが

大人の事情は別として

続編としては、最高の出来だ。
1作目のファンには、3や4.0よりもやはり、これをオススメする
レニー・ハーリンて、やっぱ見栄えのいい娯楽作品つくるよなあ。

そういう経緯でジャン・ローランを観たのだけれども、激しく後悔した
体力のないときにこいつの映画を見せられるのは、下痢しているときにコーヒーを1トンのまされるようなもんである
殺戮謝肉祭とかが有名だが、いや、ナチス・ゾンビ 吸血機甲師団のほうが有名なんじゃ、とか、うち見にきていただけるような人は突っ込むかもしれないが、それだといちいち作品の解説しなきゃいけなくて面倒なんじゃよ(笑)、商品リンクならどこからも文句でないから。
(つまり、ナチスゾンビはそのくらい「売れない素材」ということだ)

おっぱいがぽろぽろでる、という意味ではシダリスあたりと同列なのだけれども、シダリスは「安い娯楽」というのをわかってやってる。、ローランは単に下手なだけなので、アダルトとしてもホラーとしても、なにより

映画としても

どうしようもないものしかとってない。
センスのない笑いと、抜けないエロスでカルトとしてもどうしようもなかった「フレッシュゴードン2」みたいなもんである。
たとえが一般性を欠きすぎているか。
んなことかいていたら、楽天で中古を見つけた。



メディアとしては、いまんとこVHSのみだったきがする。ヤフオクなんかでそれなりの高値で取引されているようなので、欲しい人は押さえておくといいかもしれない。私はいらないが

同じようなZ級監督に、ウィリアム・サックスという人がいる。
くだらないということにかけては、それほど飛びぬけてはいない。ラリー・ブキャナンのほうがずっとひどい。
しかしなんでか、私この人に親近感をもつんですよ。
その昔、学生の頃漫研に在籍してた頃、実は漫画など一度もかいたことがなく、書き方も何もわからなかったけれども「かかなければならなく」なったので、書いたものを
「変な間がある」
といわれたことがありまして、どういうことかというと、普通の漫画ならハブる過程、たとえば、ナイフを振り下ろして人をさすシーンがある場合、映画でも漫画でも

ナイフを振りかぶる
刺す

2コマで表現するとすればこうなんですが、私の場合

手に持ったナイフ
振り下ろされていくナイフ
刺さろうとするナイフ
倒れた死体

とまあ、無駄に執拗なところがあるようなんですよね。
それが作品的に意味があるかというと全くないわけで
書きたいから書いた
というテキトーさに溢れているわけですが
この監督も、なんだかそういうシーンが多いのですよ
たぶんものすごくフェティッシュな性格なんでしょう
私がそうだから(笑)

ギャラクシーナというのが、一応メジャーな作品なんだけれども、この作品、主演のドロシー・ストラットンがプレイメイトで、この映画の後、ボグダノヴィッチの映画に出たのがきっかけでそっちの監督と出来てしまい、嫉妬に狂った元ヒモのダンナにアナルを犯されて撃ち殺された、というエピソードの枕詞としてでてくるだけなんですよな。
なんだっけか、日本でもそれ系の番組でやってたきがするな。ゴールデンタイムに流すもんじゃねえよな、とか思った記憶があります。
それ以外に語るところがあるかといわれれば全くないわけですが、この映画にもよくわからないフェティッシュな画面がありまして、それがストラットンの乳とか尻ならいいんですが

延々つづく廊下とか

タルコフスキーかよ! いや、そんな志の高さはないとおもいますが(笑)、余計な方向にフェティッシュが全開していて、作品としてはまるでだめという
実に私好み
の作品になってるんですよ。
ルチオ・フルチのように、物語が破綻していてフェティッシュでも、観客のみたいものをど真ん中に据えれば売れるんですが、ストラットンの代わりに廊下じゃなあ(笑)
私が映画とったら、なんかこういうピンとのずれたものになるんだろうなあ
という意味において、とても愛着のある作品なのである。

でも、体力のないときに見るものではないと痛感した



しかしプレイメイト2007のジャケットはえろかわいいなあ
さすがヤンキーどものちんちんを勃起させるだけの破壊力を持っている
こういう微妙なアングルって、描こうと思っても結構難しいんだよなあ、指先の動きとか、ひざの角度とか
やっぱ売れるべくして売れるんだなあと、みてておもいました。
いや、べつに私はほしくはないですけどね(笑)
スロート・ウォブラー・マングローブ
モンティ・パイソンが大変すきでして。

なにを唐突にってかんじですが。

子供の頃から背が高いことにコンプレックスを持っていた私は、なんとなくジョンに好感を抱いた、ということもあります。
エピソードの一つに、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を要約する、というスケッチがあるのですが、そもそもこのネタ自体、プルーストを知らなければ笑えないはずなのに、笑えてしまうのがすごいところだよなぁ、などと鑑賞した記憶があります。
当時、プルーストが何者なのかも、もちろん知りません。

その後、渋澤龍彦を読むようになり、プルーストに触れたものがあったので「ははあこんなものなのか」と知るにいたったわけですが、あれですよ、簡単に言うと


ステータスのため本棚に飾っておく蔵書


とりあえず、読みもしないのにこの本がおいてあればインテリ、そういう本です。
自称SFマニアが「異星の客」を置いていたり、自称歴史マニアが陳寿の「三国志」を置いているようなもんです。
「スピン・シティ」でも、ゲイの活動家の黒人がプルーストファンで、「コンブレーで食べた、懐かしいマドレーヌの味だ」とパートナーとハモって笑いを取るシーンがあるんですが、ようするにプルーストなんぞをこれみよがしに読んでいる奴は


鼻持ちならないエセインテリ野郎


という図式があるんでしょう。
私も、そういうどうでもいいステータスに憧れた時期があり、プルーストに挑戦したのですが、あえなく挫折してしまったので、エセインテリにはならずに済みました。
どっちかいうと、ただの間抜けにor2

ようするに、挫折するほど長い、ということです。
ペリー・ローダン並。
(くらべるなっつーはなしもありますが)

ジョン・マルコビッチが7編を映画化しているので、興味のある方はそちらを。「マルコビッチの穴」にはまったひとなら、いけるかと。

で本題。
淀川氏のネタからぶっ続きですが、プルーストは同性愛者であり、作中でも男女を問わず、同性愛が描かれるということで知られています。
グラナダ版シャーロック・ホームズの冒険にて、ミルヴァートンが恐喝していた軍人は同性愛者であり、このあたりの映像をふんだんに盛り込んでいるのは、プルーストを下敷きとしたスノビズム表現なのではないかとおもわれます。
ことに、後期の作品は全て30分もどうか、と思える短編を、2時間ほどに拡大しているため、ホームズの活躍しないシーンを大量に盛り込む必要があり、「瀕死の探偵」に代表されるエピソードは、全てスノッブだらけで、そういう趣味のないシャーロキアンにとっては苦痛でしかない映像てんこもりなのですが(それゆえ後期作品の評価は低いが、これについてはブレットの健康問題がある。が、長くなるので割愛)、あきらかにこうした表現そのものがスノッブであるので、(プルーストもまさか自分の作品がそういう扱いになるとは思っていなかったでしょうが)、そういう臭みを敏感に嗅ぎ取る人たちにとっては、気取った鼻持ちならない作品としか、認識されていません。

逆にいえば、プルーストを飾っておくような、知識・教養をひけらかす見栄っ張りの気取り屋には、うってつけともいえるでしょう。
えー、たぶん、私のことではない、と、おもいますが(笑)

そんなかんじのことをぼーっとおもいだしつつ、サーフィンしていたのですが
ふと渋澤氏の著書の記述をおもいだしたんですよ。
「プルーストの作品の主人公はアンドロギュノス(両性具有)であり……」
先にも述べましたとおり、プルーストはゲイであり、その作品ですから、いきおい登場人物たちも、その倒錯に苦悩したり、逆に溺れたりといった、いわば生の退廃世界をえがいているわけですよ。
最近の文学ではありませんから(笑)、セックスシーンが呼び物ではなく、人物の心理に重点がおかれるわけですが、谷崎文学の始発点的な位置付け、てな解釈も成り立つかもしれません。
もしもこれがセックスシーンだらけだったら


文豪によるみさくらなんこつ小説


という、ありえないものになったはずなんですが
おしい
惜しかねえか(笑)

スタンスとしては、女性向のアンドロギュノスまんがのような扱いですよね。
あるいは、女装ショタ関係か。
ウッドも今生まれていれば、「グレンとグレンダ」メガヒットしたこもしれないのに。
コミケとかで。


ごめん。しねえよ。


性的倒錯に限定せずとも、性と言うのは人類の永遠のテーマなので、実に多様な書き方をされています。プルーストをあげるまでもなく、超有名な、サド公爵の「悪徳の栄え」「新ジュスティーヌ」があるし、性的なモチーフに限定せず、それを暗喩として含んでいるもの、とすれば、それこそ世界中のあらゆる作品があてはまってしまいます。
あれですよ。マイク水野がどんな映画からも社会の暗部を嗅ぎ取るように、エロさのたりない大江健三郎で抜く事だって可能なわけですよ。

そういう、とりとめのないことを考えながら、「よし、プルーストに再チャレンジするか!」と意気込んだ瞬間、敗北した自分の姿をリアルに想像できたので


みさくらなんこつでも読んで寝ます


おやすみなさい。